2020年12月9日水曜日

設立19周年と本社移転 〜アグロフォレストリービルディング

第3波のコロナ禍がピークを迎える中、フルッタフルッタは設立19周年を迎え、本社移転をしました。

本社移転の目的は、2021年に20周年を迎えるに当たり、新たな大飛躍への変革と、私たちのミッションを社内外に表現できる自分たちの拠点を作るためでした。




新型コロナウイルスという未曾有の驚異と否応なしに直面することで、経済のあり方、自然との向き合い方、人間の生き方を見つめ直すきっかけになった人も多いと思います。
SDGs、サステナブル、ESGなどの言葉を頻繁に聞くようになったのはその証しです。

自然資本主義という理念を掲げ、神戸で事業を立ち上げた2002年、当時は阪神淡路大震災の後という環境もあり、経済と自然の共存を真剣に考える社会の風潮はありませんでした。

その意味で、新型コロナウイルスは人類の敵ではありますが、人が生き方を反省し、原点回帰できる最後のチャンスなのかもしれません。

環境よりも経済を優先しようとする資本主義、信頼や尊厳よりもお金がベースの金融経済がはびこり、地球環境の破壊が未曾有のウイルスを生み出したと言ってもいいでしょう。

私達は「自然とともに生きる」「自然と人の絆」をベースの事業をブレることなく、荒波と戦い続けて19年、ようやく私達の時代の幕開けを肌で感じています。

アマゾンのアグロフォレストリーを彷彿とさせる、靖国神社の深い森の香りが届く距離に建つ、古い3階建ての小さなビルを一棟借りました。






自社ビルではありませんが、オーナー様より好きなビル名を決めてくださいとのお言葉。

そして、日本初のアグロフォレストリー ビルディングが誕生しました。



森を作るように本社ビルを多様性で表現し、自然資本主義の情報発信をしていきます。

19周年を迎えて、社員一同、心を一つにしたところです。