2023年12月3日日曜日

アサイーが熱い!

 コロナ禍で、これは復活の兆候か?と思われた販売推移が続き、コロナ後、これは本格的に復活するかと予感させるほどアサイーが売れています。



特に「お家でアサイーボウル」やスムージーを作る際に便利な「アサイーピューレ」が昨年と比較すると約3倍売れています。



 夏が暑かったことも手伝って街中のカフェではアサイーメニューが増え続け、アサイーボウルは行列店が復活しています。

例年は売上が減速する10月以降も好調で需要の強さを感じざるを得ません。

2002年にフルッタフルッタが初めて日本に市場導入したアサイーですが、約10年後の2013年に大きなブームが起こり、認知が高まり、スーパーフードという一大市場を作りました。

そして10年後、SDGsやニューノーマルという価値観が生まれ、多くの新しいアサイーファンが生まれてくれました。

日本ではこの10年、アサイーにとって元気のない市場でしたが、本場ブラジルや欧米ではコロナ禍も市場が拡大を続け、調査会社によれば、現在1500億市場まで成長しています。

今後10年で4500億市場になるとも予想されていますが、その鍵は日本を始めとするアジア市場が握っているのです。

パイオニアならではの経験やノウハウを武器に、当社がやらずして誰がやる!と社内が盛り上がっています。

10年ぶりのチャンス到来、大きな展開を始めます。

2023年6月25日日曜日

ブラジルが熱い!アグロフォレストリー世界発信へ

 ブラジルから帰国しました。

羽田空港の入国審査はインバウンドの来日客で大混雑でした。

一方で日本人用窓口はガラガラと対照的。

活気を取り戻したのは嬉しい事ですが、日本の経済は円安下でまだまだ苦戦ですね。


そんな中でも良いニュースがあります!

カウンターパートであるブラジルの今後は非常に明るいということです。

2024年はG20がリオで開催され、2025年には我がCAMTAの位置するパラー州の州都ベレン

にて世界気候変動枠組み条約会議、COP30の開催が決定したのです。


アマゾンでCOP30、環境会議の性格上、これほど象徴的なロケーションはありませんね!

それもアグロフォレストリー発祥の地であり、日本人移民と関係深い港街です。



在ブラジル日本大使館を訪問して林大使と意見交換させていただきました。

「コロナ以降、各国で急速に高まったSDGsやネイチャーポジティブ対策が集結するタイミング

で、日本人が開発したアグロフォレストリーを世界発信する最大のチャンスが訪れた。」

という文脈で大使と一致し、開催に向けて各種プログラムを準備していくことになりました。


環境問題に厳しいEUは、5月23日に森林伐採や破壊に関連する物資を購入しないという

条約を制定したばかりです。

https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/?uri=uriserv%3AOJ.L_.2023.150.01.0206.01.ENG&toc=OJ%3AL%3A2023%3A150%3ATOC

経済でアマゾンを回復させるアグロフォレストリーはその規制にも適合しうるもの

であり、また農法は世界各地で応用できます。


この絶好の機会にCAMTA, ブラジル政府とも協力して世界標準にしなければと思います。