2012年6月30日土曜日

タピオカクレープ

昨日10期定時株主総会がありました。

お陰さまで前期も良い成績を収めることが出来ました。

いつも弊社を見守ってくれている株主の温かいサポート
とアサイーやアマゾンフルーツを愛する皆様のお陰です。

今期は10周年にふさわしい展開を成功させると約束して散会しました。

その記念事業の一つが7月5日に迫ったヒカリエ出店です。

アサイーボウルはもちろんですが、今回、フードメニューの目玉として、
ブラジル北部名物のタピオキーニャ(タピオカクレープ)を日本初デビュー
させようと思います。





タピオキーニャはジュースやコーヒーと相性抜群なヘルシーフードです。
その美味しさと食感は、一度味わったら忘れられなくなります。

タピオカのもちもち食感クレープにココナッツミルクを包んだものが定番ですが、
各種フルーツやチーズなど色んなバリエーションが作れます。


皆さん御期待下さい。





2012年6月27日水曜日

ニューヨークの最近

帰りにアポイントがあり、マンハッタンに寄りました。

建設中のワールドトレードセンターです。

既に圧倒的な存在感を示していました。

エンパイアステートビルを抜くそうです。

やはり、アメリカの象徴なんだなと。










街を歩いて、今回の発見は非殺菌のローフードを売りにするLove juice。

ビックリする位高く、1本1000円近くの商品も・・・でも売れるんですね。





ココナッツジュースブームの究極の形が椰子の実、そのものが箱に入っで登場 !?

Amazonでは当たり前でも、NYでは驚きですね。






後はデリに並ぶ、生フルーツたっぷりのヨーグルトシリアルの種類の多さかな。

健康志向のニューヨーカーの朝食を支えているのでしょう。

これはフルッタの新店舗でも考えてみようと思います。


2012年6月23日土曜日

リオサミット最後の講演

今日で最後の一日となりました。
長いようであっという間の5日間でした。

今日はフルッタにとってサミット最大の山場である農水省主催のセミナーでの特別講演でした。

農林水産省国際部審議官の角田さん、東京都市大学教授の涌井さん、FAO(国連食糧農業機構)事務局長のパルビス・クーフカンさん、上智大学院教授のアン・マクドナルドさん、そして企業からは味の素株式会社代表取締役副社長の國本さんと私が講演しました。

FAOのパルビスさんは世界農業遺産(GIAHS)の責任者で日本の能登や佐渡を認定した方でしたので、トメアスのアグロフォレストリーを世界遺産にしたい私は自然と力が入りました。

彼にトメアスの素晴らしさを伝えたい一心で急遽スピーチも日本語から英語に切り替え、100%の内容ではありませんでしたが、自分の言葉で伝えることが出来たせいか、パルビスさんから講演後、フルッタのような企業こそグリーンエコノミーにふさわしいと激励いただきました。具体的にFAOとのパートナーシップを組みたい案件があるのでローマ本部で打ち合わせが出来ないかとお話しいただきました。

夢のような話で、リオサミット+20に参加した最大の収穫だと思います。

その後、朝日新聞社地球環境プロジェクトリーダーの荻野さんがコーディネータを務められ、パネルディスカッションを行いました。 私は企業の立場から、これからは企業が単独で自然資本を使うのではなく、共同で管理するような仕組みが必要ではと提唱しました。

最後は涌井さんの素晴らしいまとめでセミナーは終了しましたが、とても内容の濃いセミナーだったと思います。

今回のサミットを通して、アマゾンまで訪問頂いた武内先生始め、外務省、農水省の素晴らしい人たちとのたくさんの出会いがあり、彼らの協力なしには成し遂げられなかったことです。

世界の持続的発展と貧困撲滅を真剣に考える国連や各国の政治家、学識者やNGOの真摯な討議を目の当たりにして、まだまだ世間知らずで力のない自分を痛感しました。

また、日本の存在感の弱さを感じざる得ませんでした。

もっと日本が存在力をアピールできる分野なだけに、自国の政情だけで重要な国際会議を欠席する首相や政治家を頼るのではなく、味の素さん始め、企業が先頭に立つべきべき役割は大きいと思います。



さあリオサミットも終了し、次は世界農業遺産に向けて出発です。
留守中の本社で頑張りながら応援続けてくれた全社員に感謝してます。

ありがとう。



2012年6月22日金曜日

リオサミット本会議スタート

本会議が始まりました。

政府間交渉なので私は何の関係もありませんが、会場にいれてもらえたので、雰囲気だけお伝えします。

要人の警護と移動中の一時的な道路封鎖で道路は大渋滞で大変です。

ホテルから毎日片道2時間かけて会場入りしていますが、都市型サミットは大変だなあと感じました。

日本からは玄葉外務大臣が来られ昨夜はジャパンイブニングで挨拶されました。

おっ目の前にエクアドルの大統領が通過。

さすがリオサミットですね。

2012年6月21日木曜日

サーバー障害発生

日本時間の20日18時頃、突然、契約しているファーストサーバーが障害の為、弊社ウェブサイト、メール他が全面的にダウンしてしまいました。

丁度この日、フジテレビのニュースジャパンでアグロフォレストリーが取り上げられましたので、視聴者の皆様の中には弊社HPへアクセスされた方も多くいらっしゃるのではないかと思います。

せっかく訪問していただいたのに御期待に沿えず、誠に申し訳ありませんでした。

またWEB通販のお客様にも多大なご迷惑をおかけしています。

サーバー会社には一刻も早い復旧をお願いしていますのでもう暫くお待ちください。









2012年6月20日水曜日

リオサミット+20 里山イニシアティブサイドイベント

18日、The Satoyama Initiative and the Green Economyというサイドイベントに参加しました。



武内和彦国連大学副学長の基調講演の後、Dr. Yannik Glemarec/UNDP-GEF, 星野一昭さん(環境省)、Dr. Tony Simons/ICRAF、長澤の4人でスピーチとパネルディスカッションを行いました。


私は、経済で自然資本を回復させるアグロフォレストリービジネスをプレゼンテーションしました。
アグロフォレストリーの権威である世界アグロフォレストリーセンター(ICRAF)代表の話の後であり、それも慣れない英語のスピーチだったので、随分プレッシャーもありましたが、企業側代表の立場から、トメアスが生んだ世界に誇れる農法と、フルッタフルッタの提唱する生物多様性に対応した企業アライアンス構想をアピールできたのではと思います。

武内先生は基調講演の中で、直前に訪問し、視察されたアグロフォレストリーへの高い評価とフルッタのビジネスを「時代の求めるNEW BUSINESS」として高く評価いただき、否応なしに私のスピーチへの関心を高めていただきました。





世界の自然破壊を食い止め、貧困を根絶させるためには、北半球が自然の掟である、生物多様性に従ったグリーン農法から作られた原料を購入する役割を担い、南半球がその需要にこたえる形でエコ農法を推進させる役割を分担することが本当のグリーンエコノミーではないでしょうか、と提唱してスピーチを終えました。 大きな拍手にやり遂げた満足感が湧き上がりました。

その後、ささやかながら、武内先生の誕生日会を近くのレストランで開きました。
リオサミットで誕生日を迎えるとは、持続可能社会の実現に命をかけて、タフに世界を飛び回る
先生ならではですね。

このような素晴らしい機会を与えてくれた武内先生、本当に有難うございました。

2012年6月18日月曜日

リオサミット前に

サミット前にトメアスへ国連大学副学長の武内先生をお連れして講演いただき、ドキュメンタリーのテレビ撮影も終えてリオに入りました。

いよいよ本番です。
緊張で胸が高まりますが、平常心で臨みます。


ベレンでアサイーのアイスを食べる無邪気な女の子を見て、この子供達の笑顔を絶やさない為にも、大人が頑張らなければならないと強い勇気をもらいました。

ありがとう。

では行ってきます!

2012年6月14日木曜日

ベレンのアサイー

サンパウロのアサイーが都市型だとすれば、ベレンは本場型。
今朝頑張って早起きしてベレンならではのアサイー市場に行ってきました。

まだ本格的な収穫シーズンには早いため、少ないかなと思いましたが大賑わいでした。

と言うのも、マカパという、隣のアマパ州にある早咲きの産地から運んできたようです。

マカパのアサイーはバラ州のものより品質は劣ると言われていますが、ベレン市民はシーズンが待ちきれないようですね。

現地の典型的な食べ方はアサイーにタピオカファリーニャをトッピングしてあるいは、フライした魚と一緒に朝ごはんとして食べるのが主流。

栄養満点で、子供から年寄りまで人気です。

実はこれがアサイーボウルの原型なんですよ。

ハワイが原点ではないので悪しからず。





2012年6月13日水曜日

サンパウロのジュースバー

サンパウロのグアリューリョス空港にある Naturally FastというジュースBARです。

プレゼンテーションが素晴らしいのでヒカリエ店の参考に寄って見ました。

フレッシュジュースと生フルーツにサンドイッチやサラダが楽しめます。

アサイーもありました!

さっそく食べて見ましたが・・・ガラナシロップが強くてアサイーは薄いですね。

やっぱり本場ベレンのアサイーが恋しくなりました。

でも参考になりました。
気さくな店員さんも印象良かったですよ。







アトランタ空港

12日にリオに向けて出発してアトランタでトランジット中です。

5月中旬に空港がリニューアルと聞いていたので楽しみにしていまたが、既に5ターミナルもある十分大きな空港に6つ目の国際線の専用ターミナルが出来また!



長旅には嬉しいシャワーサービスもあり、リフレッシュできました。
こういうサービスはさすがアメリカですね。

お陰で緊張感も和らぎ、リラックスしてブラジルに向かえそうです。

日本では朝日新聞の記事が掲載されたようです。ホームページをご覧下さい。

14日にはフジテレビのニュースジャパンで5月出張時の収録が放映されるそうです。

ニュースだから日程変更あるかもしれませんが・・私は見れないので残念です。

それから、フルッタフルッタBARがヒカリエに出店することになりました!

乞うご期待を。





2012年6月11日月曜日

アグロフォレストリー

今朝のNHKおはよう日本でアグロフォレストリーが紹介されました。
撮影クルーの皆様、アマゾンまで本当に御苦労さまでした。

ブラジルアマゾンは日本から見ると、地球の真反対に位置していますから遠いわけです。

成田から直行便はなく、アメリカ経由でブラジルに入国します。
通常はアトランタ経由でブラジリア、国内線に乗り換えてベレンが最短のコースです。 
ベレンからは陸路で約4時間でトメアス到着。 待ち時間も含めると36時間位の長旅です・・・

さすがに10年も通っていると慣れましたが、最初はへとへとになって着いたところに、灼熱の太陽と100%近い湿度が襲ってきて時差ボケを忘れさせます(笑)

そんな思いをしてでも見る価値があるのが「アグロフォレストリー」です。
1929年に神戸から入植した農業移民の努力の結晶であり、まさにアマゾンの秘宝です。

今日はちょっと長くなりますがアグロフォレストリーの解説をしてみようと思います。

私は2000年に偶然のように訪問して遭遇したのですが、最初は、自然林だと思いました。 
次に、これが自分たちの農業だと聞いて、熱帯林の中に栽培した自然農法なのかなと。
最後に、いや違う、荒廃地から自分たちで作ったと聞いて耳を疑ったわけです。



事実は以下の通りでした。

彼らが入植当初手掛けたのは大規模伐採でした・・当時は誰もそれを問題視などしませんでした。
その後、胡椒の大プランテーションを展開し、一時は国際相場に影響させるほどの生産規模まで拡大させ、「胡椒御殿」と言うわれる豪邸が立つほどまで発展しました。

しかし、悲劇が突然彼らの生活を襲います。 根ぐされ病という病害が大発生し、あっという間に壊滅してしまったのです。

生活の糧を奪われ、自分たちの技術や経験が通用しなくなった彼らが答えを求めたのはジャングルでした。 どうして同じ土地なのに熱帯雨林は大木が多い茂り、密林を維持できるのか?
一体何が違うのか?? 答えは「多様性」でした。
プランテーションは単一栽培だったことが原因だと気づいたのです。 

アマゾンの大地は決して肥沃ではなく、むしろ粘土質で浅い土壌です。
それでも多種多様な植物が共生し、維持できるのは、植物の落葉が土地に栄養を与え、強いバクテリアが分解を速めることで栄養素が循環していたのです。

伐採した時点でこのメカニズムが失われていたことを反省した彼らは、農業に多様性のメカニズムを取り入れました。多種多様な樹木系中心の農作物で栽培を試みたところ、同じ土地でも持続的な農業が出来るようになりました。

それから30余年、現在、70種類以上の農林作物が栽培され、かつては荒廃した土地が、みるみる再生され、一見してジャングルのような畑が7000ヘクタールも広がっています。
アグロフォレストリーによって再生される土地

「森を作る農業」と呼ばれるのはそのためです。

これがアグロフォレストリー誕生のプロセスでした。
全て換金作物で森が出来てしまうんですから素晴らしいですね。

農業は経済活動の一環ですから、経済活動が森を再生させているとも言えます。
これが私を突き動かしたポイントです。

経済の力で環境を治せるんじゃないか?

長くなったので今日はこの辺で。



2012年6月9日土曜日

リオサミット+20

いよいよリオサミット+20に参加のため12日にブラジルに向け出発します。

フルッタフルッタは日本パビリオンの農水省ブースに出展し、私は18日と22日にセミナー講演を行います。 日本の食品会社としては味の素さんも講演されます。

ところで皆さんリオサミットはご存知ですか?

1992年、リオで開催された国連主催のサミットが初めて世界に元首を一同に集めて、地球温暖化や生物多様性といった環境問題の論議をスタートさせました。その後、京都議定書が締結され、批准国に初めて温暖化ガスの制約義務が課せられ、排出権取引などが生まれました。 

それから20年後の節目の年に、再度リオに世界各国から約5万人が集まって、今までのレビューと今後、人類は地球環境とどう向き合っていくのかを話し合う、世界最大の環境国際会議がリオサミット+20なのです。

開催に先立ち、国連は「貧困の撲滅を文脈としたグリーンエコノミーの推進」を提唱しました。

グリーンエコノミーって何でしょうか?

それは産業資本主義が自然の資源(自然資本)は無料で、使い放題という前提で突き進んだ為に、経済は発展したものの、自然環境が失われてしまったことを反省し、だから経済活動をやめようではなくて、これからは、自然資本を減らさないような、むしろ自然の生産性を上げるようなグリーン経済で発展できる持続社会を構築しましょう、という「概念」だと解釈しています。

私は10年前、フルッタを設立した時から、アグロフォレストリーをリオサミットで紹介するということを目標にしてきました。当時はまだ、グリーンエコノミーという発想や言葉はなかったけれど、経済の力で森を再生するアグロフォレストリーは、環境と経済が共存する解決策になるという信念から、国連のサミットで世界にその素晴らしさを伝えることが大切だと考えたのです。

いま柄にもなく緊張してます。
まだまだ道半ばですが、いきなり大舞台がやってきた感じです。


メディアの関心も予想以上に高く、沢山の取材を受けました。
来週早々にもNHKやフジテレビのニュース、朝日新聞記事でも紹介されるようです。

なぜこんなに関心が高まったかというと・・グリーンエコノミーの実践企業がまだ少ないからだと
思います。




アグロフォレストリービジネスが取り上げられ、普及が進むことは私にとってこの上もない喜びだと同時に、ずっしりと責任を感じています。

トメアスの移住者が80年かけて生み出したアグロフォレストリーが世界から評価されるチャンスですから、頑張らなければなりませんね。

是非応援よろしくお願いします。
アグロフォレストリーは弊社サイトでビデオが見れますので是非ご覧下さいね。

http://www.frutafruta.com/agroforestory/index.html











2012年6月1日金曜日

初CM

昨日、初めてアサイーCMを撮影しました。

とっても明るくて楽しい作品が出来たと満足してます。

実はもっと後の発表予定だったのですが、グラウンドで撮影したところ、
現場に複数の新聞社の方がおられ、見事にばれちゃいました。(笑)

今日の朝刊にバーンとでました・・


CMは長年の夢でした。

いつかアサイーでCMを・・・と気がつけば10年。
フルッタフルッタ設立10周年にやっと実現できて、感動!

もちろん主役はINAC神戸レオネッサの川澄奈穂美さん。
フルッタフルッタバー、元学生スタッフの彼女が夢の立役者となりました。

神戸で生まれたフルッタフルッタが、神戸のチームに所属した川澄さん
のお陰で、神戸のグラウンドで撮影だなんて。

つくづく、人の縁って不思議ですね。

また神戸との深い絆も感じるなぁ。

なでしこリーグ前半戦の最終節、代表選考前のとても大事な時期に
強行スケジュールをこなしてくれた彼女と、許可してくれたチームの温かい
協力がなければ実現しなかったと思います。

本当に、心から感謝してます!

撮影に参加してくれたフットサル日本女子代表の面々も・・・

底抜けに明るく、最高の仲間たちでした。  Muito Obligado!

7月には放映予定ですのでお楽しみに。