ブラジルから帰国しました。
羽田空港の入国審査はインバウンドの来日客で大混雑でした。
一方で日本人用窓口はガラガラと対照的。
活気を取り戻したのは嬉しい事ですが、日本の経済は円安下でまだまだ苦戦ですね。
そんな中でも良いニュースがあります!
カウンターパートであるブラジルの今後は非常に明るいということです。
2024年はG20がリオで開催され、2025年には我がCAMTAの位置するパラー州の州都ベレン
にて世界気候変動枠組み条約会議、COP30の開催が決定したのです。
アマゾンでCOP30、環境会議の性格上、これほど象徴的なロケーションはありませんね!
それもアグロフォレストリー発祥の地であり、日本人移民と関係深い港街です。
在ブラジル日本大使館を訪問して林大使と意見交換させていただきました。
「コロナ以降、各国で急速に高まったSDGsやネイチャーポジティブ対策が集結するタイミング
で、日本人が開発したアグロフォレストリーを世界発信する最大のチャンスが訪れた。」
という文脈で大使と一致し、開催に向けて各種プログラムを準備していくことになりました。
環境問題に厳しいEUは、5月23日に森林伐採や破壊に関連する物資を購入しないという
条約を制定したばかりです。
経済でアマゾンを回復させるアグロフォレストリーはその規制にも適合しうるもの
であり、また農法は世界各地で応用できます。
この絶好の機会にCAMTA, ブラジル政府とも協力して世界標準にしなければと思います。