本日、5月23日はアサイーエナジーの誕生10周年です。
砂糖や香料でごまかさない生ジュースをどこでも便利に買えるように、真の「天然のサプリメント」をコンセプトにデビューしたのが2006年。
キャップ付きのボトルに入った、現在でも再販はないのかと問い合わせがくるほど伝説の商品です。
フレッシュさや風味、そして一般的に熱に弱いとされるビタミンが壊れないように加熱しすぎない殺菌にこだわり、通電させて殺菌する「ジュール殺菌」という技術を飲料業界で初めて採用し、無理を言って委託工場に導入してもらいました。
フルッタはジュースバーから始った会社なので企画やマーケティングは自分たちで行いますが、このジュースが誕生したのはフルッタに賛同してくれた当時の工場の皆さんの協力があってこそ実現したものです。
私たちが10周年を迎えられるのはこの方々の協力のお陰です。
本当にありがとうございました。
デビュー以来、当商品は生ジュースと変わらぬ品質が評価され、300円という値段にも関わらずじわじわとファンを広げていきました。
値段は高いものの直営のジュースバーよりかはお得な値段であることや、わざわざお店に行かなくてもスーパーやコンビニで購入できるというメリット、一般的な商品とは中味と濃さが違う生ジュース品質であることを謳いました。
当時飲料は120円~150円でも割高だった時代でしたが、突然300円にもなる商品が誕生したのは業界の中ではとても挑戦的なことでした。
一方で当商品は流通に耐えられる最低限の殺菌しか施してないので冷凍保存が必須であり、倉庫から出荷する時点で解凍をしはじめ、店頭では冷蔵販売という面倒くさい工程が必要でした。
この手法は業界ではフローズンチルド物流と呼ばれ、和洋菓子の分野では一般的でした。
飲料ではおそらく当社が初めてで、画期的なもとのして扱われました。
殺菌方法も変わりましたが、冷蔵品質、砂糖・香料・着色料・保存料不使用の考え方は今でも継続して貫いています。
このカートカンの工場は当時冷蔵商品は扱っておらず、私たちが理想とするフレッシュジュース品質に近づけてもらうために徹夜の連続で会議やテストを行ったのを昨日のことのように覚えています。
テスト製造の際に夜通しで工場側と折衝する当時の開発、業務のメンバーに「できるまで帰ってくるな!」とゲキを飛ばすなど、フルッタ品質を守るための凄まじい奮闘もありました。
皆の努力の甲斐もあってカートカンの商品が完成したお陰で量産できるようになり、価格も下げる事ができました。
あの当時の商品化に対する情熱は今の苦労とはまた違った、はかり知れないパワーがありました。
工場の皆様の共感と尽力に感謝したく思います。
しかし、何よりもお客様のご支持があってこそ10年間愛飲されてきたのだと思います。
お客様の健康をしっかりとサポートできる程の原料を使用して良い商品を作り続けること。
ごまかさず、当たり前の事を当たり前にするブランド、それがフルッタフルッタです。
カートカンの次はどのように発展していくのでしょうか。
よりフレッシュに、より本物に近づくための企画が進行しています。
未来のフルッタフルッタにご期待下さい。