アサイーとプロテインは抜群の相性ですが、手作りとは違い、工場生産となるとそう簡単に作ることはできません。
植物性にこだわり大豆プロテインを採用したことも現場を苦しめました。ただでさえコンタミネーション(異物混入)が厳しく管理される中で粉が舞うような原料は敬遠されがち。当然工場側の品質管理部は猛反対、協力しようと努力してくれた生産部の皆さんも大変な繁忙期で十分対策テストをする暇さえ取れないのです。
当社スタッフは工場との交渉に困り果てていました。私もその事態を受けて、長いお付き合いの社長に、無理を承知で再度話し合いに応じてもらいたい、とお願いしました。
後日、両社の社長、各部門の担当者を集めて長い対策会議を実施しました。
なぜこの商品が「今」必要なのか? 当商品がアサイー復活のきっかけになり得る「意味」とは? 17年の歴史を振り返りながら一生懸命に説明しました。
「どうしても今春にこの商品を世に出したいんです!」
「そこまで言うならわかりました。他の生産をずらしてでも何とか生産日は作りましょう。その代わり、原料の問題は解決してください。」
立ち上がったのは当社の開発部トップ。
彼女は「粉が舞わないプロテインを作れば解決します!」
ほんとにできるのか?と疑問をもった私に「アイデアがあるからやらせてください!」
すでにアポイントもとっていたのか、言うなり彼女はすぐに別工場に走り、先方の社長を説得し、翌日には自ら製造ラインに入り改良した原料を作り上げました。
まさに有言実行です。
経緯を見守っていた工場の社長は、生産日当日にご自身も現場に立たれ、彼女と一緒に新プロテイン原料を使った生産を見届けてくれました。
後日、社長は私に教えてくれました。
「成功して本当に良かった。私も安心しました。と話した時、彼女の瞳には涙があふれていて。こちらも胸が熱くなりましたよ」
辛いやり取りを乗り越えて生産できたからこそ、こみ上げる想いがあったのでしょう。
商品には魂が宿ります。
それは作り上げるまでの関わる多くの人々のすさまじい葛藤と感情のぶつかりの中で、最終的に目的を理解し合い、共感が生まれたときに心が商品に宿るからです。
また一つ、歴史に残る商品が誕生しました。
久しぶりにそう思えた瞬間でした。
さあ販売が楽しみです。
植物性にこだわり大豆プロテインを採用したことも現場を苦しめました。ただでさえコンタミネーション(異物混入)が厳しく管理される中で粉が舞うような原料は敬遠されがち。当然工場側の品質管理部は猛反対、協力しようと努力してくれた生産部の皆さんも大変な繁忙期で十分対策テストをする暇さえ取れないのです。
当社スタッフは工場との交渉に困り果てていました。私もその事態を受けて、長いお付き合いの社長に、無理を承知で再度話し合いに応じてもらいたい、とお願いしました。
後日、両社の社長、各部門の担当者を集めて長い対策会議を実施しました。
なぜこの商品が「今」必要なのか? 当商品がアサイー復活のきっかけになり得る「意味」とは? 17年の歴史を振り返りながら一生懸命に説明しました。
「どうしても今春にこの商品を世に出したいんです!」
「そこまで言うならわかりました。他の生産をずらしてでも何とか生産日は作りましょう。その代わり、原料の問題は解決してください。」
立ち上がったのは当社の開発部トップ。
彼女は「粉が舞わないプロテインを作れば解決します!」
ほんとにできるのか?と疑問をもった私に「アイデアがあるからやらせてください!」
すでにアポイントもとっていたのか、言うなり彼女はすぐに別工場に走り、先方の社長を説得し、翌日には自ら製造ラインに入り改良した原料を作り上げました。
まさに有言実行です。
経緯を見守っていた工場の社長は、生産日当日にご自身も現場に立たれ、彼女と一緒に新プロテイン原料を使った生産を見届けてくれました。
後日、社長は私に教えてくれました。
「成功して本当に良かった。私も安心しました。と話した時、彼女の瞳には涙があふれていて。こちらも胸が熱くなりましたよ」
辛いやり取りを乗り越えて生産できたからこそ、こみ上げる想いがあったのでしょう。
商品には魂が宿ります。
それは作り上げるまでの関わる多くの人々のすさまじい葛藤と感情のぶつかりの中で、最終的に目的を理解し合い、共感が生まれたときに心が商品に宿るからです。
また一つ、歴史に残る商品が誕生しました。
久しぶりにそう思えた瞬間でした。
さあ販売が楽しみです。