還暦を迎えた直後に最愛の父が帰天し、しばらくブログを控えていました。
年の瀬が見えてまいりましたが、年末年始の挨拶は控えさせていただきます。
さて、フルッタフルッタでは5カ年計画としてアサイーリバイバルプロジェクトが発足し、10月よりスタートしました。
今後3年で黒字転換し、5年で過去最高売上を目指すというものです。
前回のアサイーブームは2012〜2014年、スーパーフードやハワイのアサイーボウルが起爆剤となってスポーツ選手やモデルさんたちが情報拡散してくれたこともあり、ファッションフードトレンドが起こりましたが、結果的に一過性ブームとなり、その反動で売上も大きく落ち込みました。
一方、ブームが落ち着いた後も購入を続けてくれた方々の背景を確認すると、「効果があるから続ける」という回答で「理由を調べてほしい」というリクエストが多く寄せられ、そんな声に背中を押される形でこのプロジェクトが始まりました。
20年間、アサイーの販売を続けてきたフルッタフルッタには、消費者の豊富な体験データが蓄積されています。今回は、その体感効果を集約し、アサイーの持つ機能のメカニズムを科学的に分析し、エビデンスを突き止めて、機能性食品としてアサイーの価値をリバイバルさせようという試みです。
寄せられた体感の中で最も多かったのが貧血改善。実際にヘモグロビン値が上昇するというデータも数多く存在したため、ここに焦点を当てようということになりました。
理由は2つあります。
一つは、貧血改善が目指す市場規模のポテンシャル。貧血の課題は、自分の体の変化に気づいていない人も含め、とても大きな需要があるということ。特に1.5兆円とも言われるフェムテック市場が対象になります。
もう一つは、アサイーの貧血改善のメカニズムが、造血ホルモンが増加することに起因しているという事実を自社の研究で解明できていること。
アサイーを摂取することで、体内で造血ホルモンを刺激し、赤血球そのものを造る機能があることが認められたのです。赤血球を増やすことは「造血」、つまり「血をつくる」ということを意味します。
日本にも、世界においても、造血の機能性を持つ食品はまだ存在しません。
ここに挑戦しようというのが、今回の私たちのリバイバルプロジェクトの軸となります。
掲げた目標を確実に達成するために、この分野に実績のある専門家チームとタッグを組むことも決めました。
20年間蓄積した「ソフトエビデンス」と、今後の臨床試験による「ハードエビデンス」をもとに、メディアやイベントを含む広範囲でプロモーション活動を実施して、アサイーの機能性を啓蒙していきます。
幸先よく、「anan」の12/8号のフェムテック特集内で「食べるフェムケア」として、アサイーを血をつくる初の食品として取り上げていただきました。
この他にも、新聞各社に当社のプロジェクトを取り上げていただいています。
https://www.frutafruta.com/news/
このプロジェクトの実施に際しては、株主様のご協力を得て資金調達を行い、夢を実現するまで不退転の決意で大きな先行投資を開始しました。300億のアサイー市場の創出に向けた、リバイバルプロジェクトの出港です。
当プロジェクトの詳細については、12月21日に開催されるオンラインセミナーで詳しく説明させていただきますので、ぜひ皆様にご参加いただけると幸甚です。
https://www.frutafruta.com/news/7343/
(予約制となります)