2020年6月17日水曜日

エボリューションとのパートナーシップ

コロナによる経済ダメージにより、多くの企業が直面する最大の問題は資金繰りです。

そんな厳しい環境の中で、当社が乗り切れているのは、ひとえに金融パートナーのサポートと最良の投資パートナーが支えてくれているからに他なりません。

すでにリリースで告知してきましたとおり、2020年3月期は第7回〜9回、合計3回の資本政策を実施してまいりましたが、多額の債務超過を解消させ、さらには運転資金を確保することが大命題でした。

結果、目的を達成し、コロナ騒動の中でも予約権行使は計画通り実施され、予定の運転資金を確保することができています。

特に経済が打撃を受けているこのような時期に、とてもありがたいことです。

また、TOB規制を遵守するため、行使後はシェアが20%を超えないように売却する配慮も抜かりなく実行して頂いているように伺えます。

全ては当社の事業を信頼し、支配ではなく、事業を金融面で支えるというエボリューション代表の当社に対する信念に基づくものです。

自然と経済を融合させた「新しい経済の必要性」は国連のSDGs提唱から年を追うごとに増しており、コロナのパンデミックで一気に現実感が増し、加速されると推測します。

エボリューションはそうした社会の動きと当社の事業を見抜いた投資家なのです。

アグロフォレストリーを開発したCAMTAと投資家のエボリューションとの深い信頼パートナーシップがあって当社の事業が成り立ち、飛躍が始まるです。

今一度感謝したく思います。

2020年5月11日月曜日

ウイルスと共に生きる

世界で400万人に感染が広がったCOVID-19、新型コロナウイルス。

環境学者の石浩之さんによると、ウイルスは40億年も前から地球上に存在していて、人類20万年の歴史と比較するとずっと先輩であり生存力が強いと言えます。

またコロナウイルスは紀元前8,000年頃から存在し、60年前には風邪のようなウイルスとして見られていたそうですが、その後変異、進化を続け、まさかこのようなパンデミックを引き起こす存在になるとは誰も想像できなかったことでしょう。

原因は諸説ありますが、野生動物を宿主とするウイルスが自然破壊により人と接近した結果、食肉や昆虫を通して人に伝染するようになった説を私は支持しています。

そして、便利な都市部への人口集中が感染クラスターを数多く引き起こす要因となり、
経済に欠かせないグローバル化が皮肉にもパンデミックを加速させました。

日本は典型的な大都市集中型の超高齢化社会なので、ウイルスにとっては子孫を増やすには格好の環境かもしれません。

一方で、感染症に対する国家戦略や対策はお粗末であったと言わざるを得ません。
医療システムや衛生レベルは世界最高水準なのに残念なことです。

前述の石氏によれば、感染症の戦略本部とも言える国立感染研究所は米国のCDCに比較して人数で1/30(300名)、予算で1/10(80億)と驚くべき低い予算しか割当されておらず、それも10年間コストカットの対象であったようです。

政府は経済対策として比較的短期の市場経済に傾倒するあまり、国民の命を守るための
中長期の感染戦略の投資に対してバランス感覚を欠いたということです。

アフターコロナの経済V字回復に向けて、オリンピックはじめ多くのインバウンド誘致に力を入れると表明しているものの、感染対策を完備していない国がどのようにして海外から人々を受け入れるのか、よく考えなければなりません。

これからの時代を、私達はどう生きていけばよいのでしょうか?

今回のパンデミックが終息したとしても、今後も新たなウイルスが発生し、対峙しなければならないということはこれまでの歴史から学んだことです。

人が中心の社会でなく、ウイルスと共存し、自然と共存する意識が大切だと思います。
そのためには自然のメカニズムに従わなければなりません。

経済活動もしかり。人が中心の市場経済はウイルスの前でほぼ無力なのです。
自然科学に基づいた新しい経済の形が求められていると痛感します。

自然と経済、相矛盾する2つを融合させた新しい経済の形。
私たちはそれを「自然資本主義」と称して模索、挑戦、実践を続けています。

人は、対処療法としての薬だけではなく本来の免疫力を取り戻すことも必要です。
自然が人に与えた「チカラ」を今まで以上によみがえらせればよいのです。

何が人の「チカラ」を弱らせているかといえば

―睡眠不足
―過度なストレス
―偏った食生活
―不要な添加物の摂取
―運動不足
―環境破壊

「自然に反する」ことばかりですね。
人も自然の中で生かされている以上、自然に逆らう生き方は続かないのです。

これからの働き方は、都市を避けてオフィスを都市近郊に分散させるほうが良いでしょう。テレワークを適度に取り入れれば、過密通勤によるストレスも減り、時間も節約でき、環境負荷も減らせるはずです。

STAY HOMEのお陰で空気が澄み、空が青くなった気がします。
花粉症の薬を減らせたのは排ガスが減ったからだと感じたのは私だけでしょうか?

私たちの企業理念「自然とともに生きる」がこれまで以上に求められていると感じます。
これは「ウイルスとともに生きる」と言い換えることもできます。

自然の摂理に沿って栽培し、自然の創る恵み、栄養素を壊さず、汚さずに食品として届けることが、人々の「チカラ」をよみがえらせる一助となると信じて。


2020年3月22日日曜日

アサイープロテイン誕生秘話

今春、新発売となる「アサイープロテイン」誕生ストーリーを紹介します。


アサイーとプロテインは抜群の相性ですが、手作りとは違い、工場生産となるとそう簡単に作ることはできません。

植物性にこだわり大豆プロテインを採用したことも現場を苦しめました。ただでさえコンタミネーション(異物混入)が厳しく管理される中で粉が舞うような原料は敬遠されがち。当然工場側の品質管理部は猛反対、協力しようと努力してくれた生産部の皆さんも大変な繁忙期で十分対策テストをする暇さえ取れないのです。

当社スタッフは工場との交渉に困り果てていました。私もその事態を受けて、長いお付き合いの社長に、無理を承知で再度話し合いに応じてもらいたい、とお願いしました。

後日、両社の社長、各部門の担当者を集めて長い対策会議を実施しました。
なぜこの商品が「今」必要なのか? 当商品がアサイー復活のきっかけになり得る「意味」とは? 17年の歴史を振り返りながら一生懸命に説明しました。

「どうしても今春にこの商品を世に出したいんです!」
「そこまで言うならわかりました。他の生産をずらしてでも何とか生産日は作りましょう。その代わり、原料の問題は解決してください。」

立ち上がったのは当社の開発部トップ。
彼女は「粉が舞わないプロテインを作れば解決します!」
ほんとにできるのか?と疑問をもった私に「アイデアがあるからやらせてください!」

すでにアポイントもとっていたのか、言うなり彼女はすぐに別工場に走り、先方の社長を説得し、翌日には自ら製造ラインに入り改良した原料を作り上げました。

まさに有言実行です。

経緯を見守っていた工場の社長は、生産日当日にご自身も現場に立たれ、彼女と一緒に新プロテイン原料を使った生産を見届けてくれました。

後日、社長は私に教えてくれました。

「成功して本当に良かった。私も安心しました。と話した時、彼女の瞳には涙があふれていて。こちらも胸が熱くなりましたよ」





辛いやり取りを乗り越えて生産できたからこそ、こみ上げる想いがあったのでしょう。

商品には魂が宿ります。

それは作り上げるまでの関わる多くの人々のすさまじい葛藤と感情のぶつかりの中で、最終的に目的を理解し合い、共感が生まれたときに心が商品に宿るからです。

また一つ、歴史に残る商品が誕生しました。
久しぶりにそう思えた瞬間でした。
さあ販売が楽しみです。