2021年12月5日日曜日

アサイーリバイバルプロジェクトが始動しました

還暦を迎えた直後に最愛の父が帰天し、しばらくブログを控えていました。

年の瀬が見えてまいりましたが、年末年始の挨拶は控えさせていただきます。


さて、フルッタフルッタでは5カ年計画としてアサイーリバイバルプロジェクトが発足し、10月よりスタートしました。

今後3年で黒字転換し、5年で過去最高売上を目指すというものです。

前回のアサイーブームは2012〜2014年、スーパーフードやハワイのアサイーボウルが起爆剤となってスポーツ選手やモデルさんたちが情報拡散してくれたこともあり、ファッションフードトレンドが起こりましたが、結果的に一過性ブームとなり、その反動で売上も大きく落ち込みました。

一方、ブームが落ち着いた後も購入を続けてくれた方々の背景を確認すると、「効果があるから続ける」という回答で「理由を調べてほしい」というリクエストが多く寄せられ、そんな声に背中を押される形でこのプロジェクトが始まりました。

20年間、アサイーの販売を続けてきたフルッタフルッタには、消費者の豊富な体験データが蓄積されています。今回は、その体感効果を集約し、アサイーの持つ機能のメカニズムを科学的に分析し、エビデンスを突き止めて、機能性食品としてアサイーの価値をリバイバルさせようという試みです。

寄せられた体感の中で最も多かったのが貧血改善。実際にヘモグロビン値が上昇するというデータも数多く存在したため、ここに焦点を当てようということになりました。

理由は2つあります。

一つは、貧血改善が目指す市場規模のポテンシャル。貧血の課題は、自分の体の変化に気づいていない人も含め、とても大きな需要があるということ。特に1.5兆円とも言われるフェムテック市場が対象になります。

もう一つは、アサイーの貧血改善のメカニズムが、造血ホルモンが増加することに起因しているという事実を自社の研究で解明できていること。

アサイーを摂取することで、体内で造血ホルモンを刺激し、赤血球そのものを造る機能があることが認められたのです。赤血球を増やすことは「造血」、つまり「血をつくる」ということを意味します。

日本にも、世界においても、造血の機能性を持つ食品はまだ存在しません。

ここに挑戦しようというのが、今回の私たちのリバイバルプロジェクトの軸となります。

掲げた目標を確実に達成するために、この分野に実績のある専門家チームとタッグを組むことも決めました。

20年間蓄積した「ソフトエビデンス」と、今後の臨床試験による「ハードエビデンス」をもとに、メディアやイベントを含む広範囲でプロモーション活動を実施して、アサイーの機能性を啓蒙していきます。

幸先よく、「anan」の12/8号のフェムテック特集内で「食べるフェムケア」として、アサイーを血をつくる初の食品として取り上げていただきました。

この他にも、新聞各社に当社のプロジェクトを取り上げていただいています。

https://www.frutafruta.com/news/

このプロジェクトの実施に際しては、株主様のご協力を得て資金調達を行い、夢を実現するまで不退転の決意で大きな先行投資を開始しました。300億のアサイー市場の創出に向けた、リバイバルプロジェクトの出港です。

当プロジェクトの詳細については、12月21日に開催されるオンラインセミナーで詳しく説明させていただきますので、ぜひ皆様にご参加いただけると幸甚です。

https://www.frutafruta.com/news/7343/

(予約制となります)


2021年7月6日火曜日

還暦を迎えました

本日、還暦を迎えました。

ここ数日は、父が還暦を迎えた頃を思い出し、ついに自分の順番がきたのかと不思議な気持ちで過ごす日々で、心では「まだまだ」と思う自分がいますが、孫もできた現実を見つめると、着実に年を重ねていることは否定しようがありません。

この日を迎えるにあたり、特別な準備もすることなく、自分なりの自然体でいよう思っていましたが、どこかで残された時間を意識するのか、ふと、これまでの人生でやり残したことはないかと振り返る気持ちが芽生えました。

アマゾンで森を作る農業・アグロフォレストリーを運営する開拓者たちと出会ったのが2000年。この出会いをきっかけに、自然と人が向き合い、持続的に発展できる未来の経済のあり方を確立させようと決意してから約20年、自分が信じる経済モデルを構築するために走り続けてきた人生に、やり残したという後悔はありません。

しかしその過程では、多くの代償を払ってきたことも事実です。親の期待に応える選択ができなかったこと、家族との大切な時間を犠牲にしてしまったこと、仕事の場面でも人と衝突し、分かりあえずに相手を傷つけることもありました。会社が前進するための改革では、試行錯誤の中で優秀な仲間を失ったりもしました。

今、還暦という節目を迎えるにあたり、そうしたたくさんの犠牲の上に、今の自分が存在しているということを改めて真摯に受け止めています。

私を支えてくれた家族、友人、そして現在、過去すべての社員の皆さん、本当にありがとう。また、多くの投資家、株主に恵まれなければ、絶対にここまで走ってはこれなかったことも痛感しています。

環境破壊が新型コロナウイルスを生み、経済は自然の逆襲の前に脆くも崩れ去りました。もはや、経済ファーストでは人類が発展できないことは明らかです。いまなお、自然とともに生きる、アマゾンで学んだ考えは間違っていなかったと思えます。

幸い、気力と体力はまだ40代?残された人生は、私に夢を懸けてくれた人々に報いるために、力をふりしぼります。

アグロフォレストリーによる自然資本主義の実現は、決して私一人で成し遂げられる目標ではありません。より多くの人に知っていただき、共に推進し、未来へつなげていくような循環サイクルを作るまでまだまだ走り続ける必要があります。

どうかこれからも皆さんのご指導、ご支援、ご鞭撻をよろしくお願いします。

2021年6月8日火曜日

アサイーエナジー15周年





アサイーエナジーが誕生15周年を迎えました。

思えば19年前、初のアサイーを運ぶ船が神戸港に到着した時、冷凍コンテナにぎっしり詰まった黒い塊を見て、これが売れなかったら一貫の終わり。。

膝がガタガタ震えたのを覚えています。

輸入元のアマゾン、トメアス農協の当時の理事長と交渉の末、「長澤さん、そこまで言うんだったらあんたに掛けるからやってみなさい。代金は売れてからでいい。日本に俺たちの商品を紹介してほしい。」

彼らは農業移民として神戸、横浜からブラジル、アマゾンに渡った日本人を親に持つ日系二世の生産者たちでした。帰国の夢が叶わなかった親兄弟の想いを商品に託していたのでしょう。

若造の私がどこまでやれるのか、試されたのかもしれません。

実際は、移民のアマゾン開拓という偉業と、アサイーの力がなければ、続かなかった話です。


その日から、未知のフルーツが日本市場で受け入れられるのか、挑戦の連続でした。

一番苦労したのは、聞いたこともないフルーツを口に運んでもらうハードルの高さでした。まして見た目が黒く、どろどろしているので怖い。果実の味もどちらかと言えば無味で食感は小豆のペーストのような感じ。どうやって提供するのが良いのか、頭を悩ませました。

そこで、誰でも知っている身近なものと組み合わせる方法がよいと考え、バナナを混ぜて甘みをつけたスムージーを作り、直営のジュースバーで売ってみました。アサイー、バナナ入ジュースなのですが、これが後のアサイーエナジーのレシピに繋がります。

あまり知られていませんが、アサイーとバナナの組み合わせは当時のブラジルでさえ存在せず、フルッタフルッタが独自開発したオリジナルの配合です。

最初は「新種の黒いバナナですか?」なんて質問されるお客さんも。確かに味はバナナジュースに似ているので飲みやすく、「美味しい!」と言ってもらえるようになりました。

当時のブラジルではサッカーやサーフィン、格闘技選手から強く支持されていたフルーツなので、日本でも中澤佑二さんや中井祐樹さんといったトップアスリートが火付け役となりましたが、その際もバナナはスポーツに欠かせないと抵抗なく受け入れられました。

こんな経緯からアサイーとバナナという関係が定番化して行き、遂に小売商品として化学合成品を一切使わないナチュラルなエナジージュースという意味を込めて、「アサイーエナジー」の名前が誕生しました。

自然の美味しさとエネルギーをみなぎらせたアサイーエナジーはこうして誕生し、15年間もアサイーの定番として愛され続けているのは嬉しいことです。

それを一番喜び、誇りに思ってくれているのは、敬愛するトメアスの人々だと思います。


毎年マイナーチェンジを繰り返し、現在でもバナナブレンドのアサイーエナジーとストレート系のアサイーベーシックの2商品がフルッタフルッタの看板商品です。

これからも長く愛され続けてほしいと願っています。