2021年2月2日火曜日

免疫システムと食品

新型コロナウイルスが重症化するメカニズムは、免疫細胞がウイルスと戦うために産生する炎症性サイトカインが「何らかの原因によって」暴走し、制御不能状態「サイトカインストーム」となり、自分の細胞を攻撃するということです。

最近の研究では「サイトカインストーム」が感染症だけでなく、さまざまな病気に関係していることがレポートされています。

人間の体を守るはずの免疫システムがおかしくなってきているのかも知れません。

にもかかわらず、対処療法ばかりに話題が集中して根本原因について議論が盛り上がらないことが不思議でもあり、心配です。

例えばワクチンはとても重要ですが対処療法です。抜本的な原因を見つけて治さなければ、次のウイルスにまたワクチンが必要になり、いたちごっこから脱却できません。

免疫システムが本来の機能と異なる働きをする要因として、私は人の毎日の生活、特に食品との関係があると思っています。

一言で言えば「自然と逆行した食生活のつけ」ではないかと。


ホリスティック・ドクターDr. Sten Ekbergが食品についてこう定義しています。

「食品とは自然の栄養を届けるもの」

このドクターいわく、人の体は免疫システムをはじめ、様々な機能が備えられているが、自然の栄養を摂取、分解して吸収してはじめてシステムを稼働するようにできている。

現代人は体内のシステムをよく理解せず、食品があたかも機能を与えてくれるものと勘違いするがあまり、食品から不必要な化学物質を取り込むことが常態化してしまっています。

加工品だけでなく、生鮮品や畜産品にも肥料や飼料の段階でホルモン剤や化学薬品、遺伝子組換原料の使用が広がっています。ドクターによれば自然界に存在しない化学成分は体内では異物や毒物として認識され、主に肝臓で処理されますが分解されずに蓄積することが多いそうです。


一方で、添加物の多くは企業の大量生産やコストダウン、機能性表示、賞味期限と言った経済目的で使用されるものです。

コロナ禍の各種対策で「経済か命か?」という選択フレーズをよく聞くようになりました。

食品も同じテーマを抱えていると言えます。

企業にとっては「生産性を取るのか 健康を取るのか?」 が迫られています。

フルッタフルッタは創業以来「栄養を壊さずに届ける」というミッションを持っています。

冷凍や冷蔵にこだわり、加工技術にこだわり、クリーンな配合にこだわってきたのは、自然の良質な栄養を「そのまま届ける」ことが使命だと思っているから。

添加物と健康の関係は必ずしも悪だと言い切れませんが、自然の栄養素なら安心です。

私たちの商品は、添加物を使う商品に比べて高価格、賞味期限が短くなり、温度管理が必要になるなど、扱いづらい一面もありますが、健康以上の価値には代えられないと思います。

人にクリーンな栄養を届けるGOOD FOODの供給メーカー、ブランドであり続けたい。

私たちは、同じ思いを持つ食品企業と協力し、食品の正しい姿を追求していきたいと思います。

食品とは自然の栄養を届けるもの。

これも「自然とともに生きる」という私たちの理念につながっています。



2020年12月9日水曜日

設立19周年と本社移転 〜アグロフォレストリービルディング

第3波のコロナ禍がピークを迎える中、フルッタフルッタは設立19周年を迎え、本社移転をしました。

本社移転の目的は、2021年に20周年を迎えるに当たり、新たな大飛躍への変革と、私たちのミッションを社内外に表現できる自分たちの拠点を作るためでした。




新型コロナウイルスという未曾有の驚異と否応なしに直面することで、経済のあり方、自然との向き合い方、人間の生き方を見つめ直すきっかけになった人も多いと思います。
SDGs、サステナブル、ESGなどの言葉を頻繁に聞くようになったのはその証しです。

自然資本主義という理念を掲げ、神戸で事業を立ち上げた2002年、当時は阪神淡路大震災の後という環境もあり、経済と自然の共存を真剣に考える社会の風潮はありませんでした。

その意味で、新型コロナウイルスは人類の敵ではありますが、人が生き方を反省し、原点回帰できる最後のチャンスなのかもしれません。

環境よりも経済を優先しようとする資本主義、信頼や尊厳よりもお金がベースの金融経済がはびこり、地球環境の破壊が未曾有のウイルスを生み出したと言ってもいいでしょう。

私達は「自然とともに生きる」「自然と人の絆」をベースの事業をブレることなく、荒波と戦い続けて19年、ようやく私達の時代の幕開けを肌で感じています。

アマゾンのアグロフォレストリーを彷彿とさせる、靖国神社の深い森の香りが届く距離に建つ、古い3階建ての小さなビルを一棟借りました。






自社ビルではありませんが、オーナー様より好きなビル名を決めてくださいとのお言葉。

そして、日本初のアグロフォレストリー ビルディングが誕生しました。



森を作るように本社ビルを多様性で表現し、自然資本主義の情報発信をしていきます。

19周年を迎えて、社員一同、心を一つにしたところです。

2020年11月9日月曜日

Congrats ! Mr. Joe Biden.

この1週間ほど、CNNの第46代大統領選挙番組に釘付けでした。 
こんなに没頭したことは過去に記憶ありません。。 

この4年間で分断が加速し、自国ファーストを露骨に打ち出したことで尊敬されるはずの国がそうでなくなり、経済優先で環境問題や人道的なことを置き去りにした結果、新型コロナウイルスでは世界最悪の感染状況を作り出してしまいました。
  
海外からも、世界のリーダーはどこへ行ってしまったかと嘆きの言葉が聞かれていましたね。 そんなやるせない思い、良心や反省が全米で湧き上がり、コロナ渦もあり郵便投票が功を奏し、7400万票というとてつもない力を生み出しました。まさに民意の爆発です。 

 最終決定ではないものの、バイデン候補の新大統領就任は動かないものと確信します。
 結局、アメリカ国民は新大統領に何を求めたのか? 

 1.尊敬できる人 
 2.団結
 3.新型コロナウイルス対策
 4.人種、ジェンダー差別の解消
 5.気候変動への取り組み 

 だったように思います。 

アメリカファースト、分断OKという社会を米国民は否定したのです。 
これこそがアメリカだと感じました。

 自国優先主義を実現させたのも、それを修正したのもすべてアメリカの民意です。
 まずは信じたことをやってみる(やらせてみる)、間違えれば修復する。
 その民意の原泉が良心であり、アメリカの本当の強さだと思います。

 バイデン氏が言うpurposeという言葉にはそんな良心への覚悟を感じます。 私はその一端を機関投資家を通して常に体感しています。 社会のために、改革しようとする事業やそれに取り組む努力に支援する原点はこうした良心ではないかと。
 
マネーファーストだけでは決してない、奥の深さを感じています。
アメリカの良心のように、日本にも誇れる道徳心があります。
企業がこれを忘れず、社会の改革に役立つために頑張れと背中を押してくれた、私にとってのアメリカ、そして大統領選挙でした。