2019年6月28日金曜日

REBORNプロジェクト、始動

17期決算及び株主総会が25日終了しました。
本年も株主様の温かいご支援と応援を多々頂き、感謝の念に耐えません。

純粋な営業成績は販売好調、利益率の改善もあり、前期比較で売上110%、粗利益179%の増収増益でした。

それでも決算数字は795百万の損失を発表しました。
これはアサイーの在庫の約半数に相当する375百万の減損会計処理を行ったことが原因です。

皆様には大変なご心配をおかけしています。
この場をお借りして、深くお詫び申し上げます。

減損会計とは?
品質などに何も問題が見当たらない良品在庫でも、一部の在庫の原価を「前もってゼロにする」と判断する会計処理です。

なぜ「前もって」ゼロにするのかというと、食品の賞味期間は未来永劫続くわけではなく、現在の保管状態で相当期間問題なく保持できるものであっても、いつかは捨てなければならなくなる「可能性」があると判断された場合、“その時”ではなく“今”「前もって損失処理するべき」という会計ルールがあるからです。

しかし、これらの減損された在庫は、実質的にはまだ販売可能な価値があるもの。つまり、逆の言い方をすると「原価ゼロの在庫が半分ある」状態ですから、今後はこれらを販売すれば、通常以上の利益が創出されるということでもあります。

こうした会計ルールは悔しさを覚えますが、社員一同、これをバネに利益を取り返そう! と一丸になって結束を固める機会にもなりました。

アサイー市場は2014年頃のブーム後、長い不況が終わり、ようやく復活の兆しが見えてきました。

私たちはこれをアサイーの「REBORNプロジェクト」と称して今期、市場再活性策に積極的に取り組みます。


ラグビーや陸上競技、格闘技界のアスリートたちがなぜアサイーを愛し続けるのか、その理由とメカニズムがまもなく明らかになります。

7月末頃の研究発表を起点に新機能を告知、ラグビーWC、東京オリンピックに向けてPR活動を強化します。

また、アジアへの進出起点として台湾への直営店出店も終え、手応えは十分です。代理店とともに海外市場の本格攻略も始まります。

今はつらい時期ですが、膿を出し切ったあとは、社員一丸となって頑張るだけです。

皆様の変わらぬ応援をよろしくお願いします。