18日、The Satoyama Initiative and the Green Economyというサイドイベントに参加しました。
武内和彦国連大学副学長の基調講演の後、Dr. Yannik Glemarec/UNDP-GEF, 星野一昭さん(環境省)、Dr. Tony Simons/ICRAF、長澤の4人でスピーチとパネルディスカッションを行いました。
私は、経済で自然資本を回復させるアグロフォレストリービジネスをプレゼンテーションしました。
アグロフォレストリーの権威である世界アグロフォレストリーセンター(ICRAF)代表の話の後であり、それも慣れない英語のスピーチだったので、随分プレッシャーもありましたが、企業側代表の立場から、トメアスが生んだ世界に誇れる農法と、フルッタフルッタの提唱する生物多様性に対応した企業アライアンス構想をアピールできたのではと思います。
武内先生は基調講演の中で、直前に訪問し、視察されたアグロフォレストリーへの高い評価とフルッタのビジネスを「時代の求めるNEW BUSINESS」として高く評価いただき、否応なしに私のスピーチへの関心を高めていただきました。
世界の自然破壊を食い止め、貧困を根絶させるためには、北半球が自然の掟である、生物多様性に従ったグリーン農法から作られた原料を購入する役割を担い、南半球がその需要にこたえる形でエコ農法を推進させる役割を分担することが本当のグリーンエコノミーではないでしょうか、と提唱してスピーチを終えました。 大きな拍手にやり遂げた満足感が湧き上がりました。
その後、ささやかながら、武内先生の誕生日会を近くのレストランで開きました。
リオサミットで誕生日を迎えるとは、持続可能社会の実現に命をかけて、タフに世界を飛び回る
先生ならではですね。
このような素晴らしい機会を与えてくれた武内先生、本当に有難うございました。