2015年4月22日水曜日

新宿ゴールデン街にて

久々に古くからの知り合いと合流して新宿ゴールデン街へ。

故北島さんを最後支えた方を囲んで、いつもお世話になってる旅行社、ツニブラトラベルの社長、開高健の『オーパ!』の編集を担当された方も一緒でした。

ここにアマゾナス州のマナウスでお店を開けていたという、逞しい女性が経営するバーがあるというのですが・・・。

ゴールデン街。雰囲気満点!



目指すは「ひしょう」。



私にとっては初めて訪れる場所でしたが、まるで昭和の世界に彷徨ったかのような気分。

身をかがめながら狭くて急な階段を上がるとそこは異空間でした。



その女性とは、佐々木美智子さん。
かつて同じ新宿で「むささび」や「ゴールデンゲート」といった伝説的なお店を経営していた方です。
なんと、御年80歳!!
彼女の半生は本になっているほどドラマチック。

色んな世界の人がこの場所に夜な夜な集まり、交わす会話には人生を謳歌した人達のプライドや悲哀、苦楽を乗り越えた悟りと人の繋がり、その中で生まれる人間の本質がぶつかり合っているように思いました。

世代も人種も乗り越えて一つになれる場所。

それがゴールデン街の魅力なんだと知りました。


自家製ガラナ酒をすすり、まだまだ自分は青二才だと思いながら、翌日の海外出張を理由に退散しました。

本当は朝まで居たかったなぁ。



ブラジルやアマゾンを知りたい方、人生の悟りに触れたい人は是非「ひしょう」を訪ねてください。

エネルギー貰えますよ。

千明さん、誘ってくれて有難う。
美智子さん、またお邪魔させてください。