思えばベストアサイーニストから始まって、CM撮影、テレビ局のアマゾンロケ、
そしてリオサミットと休む間もなく走り続け、振り返る暇もありませんでした。
政治的には、成果の少ないサミットだったと評価される向きもあるようですが、
私は国連が提唱する世界農業遺産との出会いで視野が大きく広がりました。
FAOが認定する農業遺産は自然のエコシステムに従い、自然資本を傷つけない農法で
アグロフォレストリーもその中の一つと捉えられる事。
そして世界の農業遺産を消滅させず、持続的に発展させる為には、アグロフォレストリー同様、
製品のマーケティング、即ち、企業の積極的な販売活動と市場のメカニズムが欠かせない事で、
それがグリーンエコノミーのあるべき姿だと確信しました。
アグロフォレストリーだけに拘るのではなく、世界中の農業遺産の商業化を進める為に、
企業と一緒に考えて行きたい。
リオサミットからはそんなメッセージを貰ったような気がします。
エクアドルに100年前から続く原生のカカオ農園があるそうです。
なんとかしたいですね。 the Future We Want