2023年12月3日日曜日

アサイーが熱い!

 コロナ禍で、これは復活の兆候か?と思われた販売推移が続き、コロナ後、これは本格的に復活するかと予感させるほどアサイーが売れています。



特に「お家でアサイーボウル」やスムージーを作る際に便利な「アサイーピューレ」が昨年と比較すると約3倍売れています。



 夏が暑かったことも手伝って街中のカフェではアサイーメニューが増え続け、アサイーボウルは行列店が復活しています。

例年は売上が減速する10月以降も好調で需要の強さを感じざるを得ません。

2002年にフルッタフルッタが初めて日本に市場導入したアサイーですが、約10年後の2013年に大きなブームが起こり、認知が高まり、スーパーフードという一大市場を作りました。

そして10年後、SDGsやニューノーマルという価値観が生まれ、多くの新しいアサイーファンが生まれてくれました。

日本ではこの10年、アサイーにとって元気のない市場でしたが、本場ブラジルや欧米ではコロナ禍も市場が拡大を続け、調査会社によれば、現在1500億市場まで成長しています。

今後10年で4500億市場になるとも予想されていますが、その鍵は日本を始めとするアジア市場が握っているのです。

パイオニアならではの経験やノウハウを武器に、当社がやらずして誰がやる!と社内が盛り上がっています。

10年ぶりのチャンス到来、大きな展開を始めます。

2023年6月25日日曜日

ブラジルが熱い!アグロフォレストリー世界発信へ

 ブラジルから帰国しました。

羽田空港の入国審査はインバウンドの来日客で大混雑でした。

一方で日本人用窓口はガラガラと対照的。

活気を取り戻したのは嬉しい事ですが、日本の経済は円安下でまだまだ苦戦ですね。


そんな中でも良いニュースがあります!

カウンターパートであるブラジルの今後は非常に明るいということです。

2024年はG20がリオで開催され、2025年には我がCAMTAの位置するパラー州の州都ベレン

にて世界気候変動枠組み条約会議、COP30の開催が決定したのです。


アマゾンでCOP30、環境会議の性格上、これほど象徴的なロケーションはありませんね!

それもアグロフォレストリー発祥の地であり、日本人移民と関係深い港街です。



在ブラジル日本大使館を訪問して林大使と意見交換させていただきました。

「コロナ以降、各国で急速に高まったSDGsやネイチャーポジティブ対策が集結するタイミング

で、日本人が開発したアグロフォレストリーを世界発信する最大のチャンスが訪れた。」

という文脈で大使と一致し、開催に向けて各種プログラムを準備していくことになりました。


環境問題に厳しいEUは、5月23日に森林伐採や破壊に関連する物資を購入しないという

条約を制定したばかりです。

https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/?uri=uriserv%3AOJ.L_.2023.150.01.0206.01.ENG&toc=OJ%3AL%3A2023%3A150%3ATOC

経済でアマゾンを回復させるアグロフォレストリーはその規制にも適合しうるもの

であり、また農法は世界各地で応用できます。


この絶好の機会にCAMTA, ブラジル政府とも協力して世界標準にしなければと思います。

2022年12月11日日曜日

創立20周年

11月23日、設立20周年の記念式典を行いました。




                                    

                   式典にはCAMTA理事長はじめ海外からも多くの友人が参加してくれました   

                   

                                             


私は直後にブラジル出張に出かけたので遅れてしまいましたが、、

嵐のようなスケジュールが終わり、今しみじみと感じること。

2002年の創業から今日まで存続できたのは、CAMTAを筆頭に、ご来賓の方々、また多くの友人との運命的な出会いのお陰に他なりません。

また私を支えてくれている社員、退職した多くの仲間もその貢献者だと思います。



                      

そして上場前のエンジェル、上場後の株主や投資家の皆様。

みんな強い絆で結ばれています。

2000年にクプアスを求めて一人旅したアマゾンで日本移民と出会い、ミッションを直感してから長い月日が流れ、気がつけば世界がサスティナブルな原料調達を求める時代となり、アグロフォレストリーへの期待感がひときわ大きくなりました。

当時、アマゾンで事業を行っていた大先輩で木材企業の社長の言葉を思い出します。

「アマゾンの事業は大車輪のようなもの。

転がすにはエネルギーと時間が必要だが一旦回りだすと、とてつもなく大きく進む。」

アマゾン川のように紆余曲折を経て20年、しっかりと回り出したと思います。

「導かれている」ことを実感し、先駆者達の魂にも感謝したいと思います。









ご苦労さまでした!




 





2022年7月27日水曜日

代替肉のNEXT MEATS社との業務提携

 


「地球を終わらせない」と「自然とともに生きる」という共通のビジョンを掲げた企業のコラボレーションが誕生しました。

本日より開催される食品展示会を皮切りに、NEXT MEATSさんと協業がスタートします。

両社の扱う商品は違いますが、連携することにより、より幅広い顧客に対して、SDGsに直結した商品やサービス、情報を提供できるものと期待しています。



アサイーと代替肉?どんな関係かと思われるかもしれませんが、プラントベースの代替肉に「森の血液」アサイーが加わると素晴らしい化学変化が起こります。

また地球環境に良いとされる代替肉/プラントベース肉にアグロフォレストリー原料が使われることで二酸化炭素の削減量の可視化も実現し、環境貢献の付加価値が高まります。

なにより、同じミッションを持つ仲間が協業することはとても楽しいことです。

ワクワクするような展開を両社で目指そうというプロジェクトが本日始まります。

今後も仲間を増やして、新しい経済の循環を作っていきたいと思います!


2022年7月3日日曜日

株主総会〜THE 20TH REVOLUTION〜を終えて



今年も株主総会が終わりました。

20回目の総会、「THE 20TH REVOLUTION!」と別タイトルを設け、初めて現場の社員が汗を流して作成した事業プレゼンテーションを、初めてライブ配信を伴い発表しました。

REVOLUTIONとした訳は、アサイーを始めとする「アマゾンフルーツ」や資本主義の未来型として提唱してきた「自然資本主義」のパイオニアが激しい荒波のなかで鍛えられた30名の精鋭たちが、20年という時を経て、社会が自分たちを求めているという感覚に目覚め、力強く立ち上がったことが理由です。

今こそ自分を、社会を変革させる時だと。

IRについても伝えたいことが正しく伝えられているのか?という疑問に真摯に向き合い、一部の人間が作成するのではなく、現場が集まって、チームで取り組むようになりました。

社員の意識がREVOLUTIONを起こしたのです。

そんな資料を発表しながら、私は社員の一人ひとりの気持ちを代弁しているという、20回目にして初めての感覚を覚えました。

そして、今まで以上のエネルギーや満足感を感じました。

フルッタフルッタ5カ年計画も発表し、そのゴールを彼らが実現させていくでしょう。

そんな会社の雰囲気が伝わったのか、とても優秀な人材の応募が増えています。

日本中の知力を結集して、NEXT MEATSさんの言葉を借りると、「地球を終わらせない」

集団を作る。これが私達の夢だと思います。

企業は「夢を叶える器」だと改めて感じた総会でした。

動画配信はこちら

https://vspm.irstreet.com/browse/index.php?code=cafSkg4KUc/cc&pr=youtube


2022年1月11日火曜日

帝京大学ラグビー部 V10と岩出監督ありがとう


 圧巻でした!

4年ぶりの学生王座復活とV10は偉大な記録です。

1月9日の最終戦はベンチを含めたチーム全員の「信じるチカラ」の勝利だと思います。

さすがの名門明治大学も今回の帝京大学の気合には終始押され気味でした。

あの広大な新国立競技場に響き渡る主将の雄叫びは相手チームのみならず、スタンドの観客をも驚かせましたが、今考えると監督への想いもあったように思います。

私たちにとっても、V1直前の時代から15年以上の間、アサイーを信じて使い続けていただいた岩出雅之監督には感謝の念しかありません。

また次のステージで日本のラグビー界、スポーツ界を引っ張ってほしく思います。

同じく復活の道を歩む者として「信じるチカラ」を引き出すリーダーシップは経営者として大いに参考になり勇気をもらえました。

ありがとう帝京大学、そして監督ご苦労さまでした!

p.s

明治のフェアプレイ、最高のゲームに感謝!


2021年12月12日日曜日

ヒカリエ 9年7ヶ月間、ありがとうございました

12月10日、「フルッタフルッタ アサイーエナジーバー」が9年7ヶ月の活動を終えて幕を下ろしました。

始まりは2012年。渋谷ヒカリエが開業して間もなく、催事として参加させていただいた店が好評となり、そのまま常設店「フルッタフルッタ アサイーカフェ」として展開。2020年からは、アサイーのもたらすパワーをより広く伝えるべく、エナジーバーへと名称を変えて運営させていただきました。

最終日、出店当初から見守ってくれた施設のフロア責任者の方にご挨拶した際、

「当時、生まれて間もないヒカリエの食品フロアを引っ張ってくれたのはフルッタフルッタさんです。閉店は私たちにとっても多くの馴染みのお客様にとっても大変惜しいけれど、きっとまた帰ってきてくださいね」

と温かいお言葉をいただきました。

おかげさまで前身のアサイーカフェ、そしてエナジーバーには多くのお客様に訪れていただき、アサイーの美味しさやアマゾンの栄養素がもたらしてくれる健康作用について、広く知っていただけたのではないかと思います。

今はアサイーという言葉を知ってくださる方や、スーパーフルーツの一つとして認識してくださる方も増え、店舗としての役割は終えても良い時期かと判断いたしました。

日本のアサイー市場開拓のパイオニアとして歩んできた、フルッタフルッタの歴史の中でも長きに渡り、美味しさと健康を届ける使命を果たしたこの店に誇りを持つとともに、約10年、私たちを支えてくださったお客様に深く感謝申し上げます。

フルッタフルッタは来年、創業20周年を迎えます。神戸の小さなジュースバーから始まり、常に店舗がお客様とのコミュニケーションのベースにある企業でしたので、それを失った今、心にぽっかり穴が空いたような気持ちです。それゆえに社員一同、その役割の大きさを改めて認識することができ、次なる店舗の構想に意欲を燃やしています。

私たちは、アサイーのもつパワーの魅力を伝え続けるとともに、もう一つ大きな使命を果たさなければなりません。それは地球の環境のため、自然資本主義に本格的に取り組むこと。私たちの原点である、アグロフォレストリーを広げるための企画を進めています。

この企画を通じて、またみなさんとお店で再会できる日を心待ちにしています。

それまでは、デリバリー販売やオンラインショップ、街のスーパーやレストランなど、私たちのアサイーを味わっていただける場所は数多くありますので、そちらでお楽しみいただければと思います。

デリバリーについて

この場をお借りして、長年のご愛顧、本当に有難うございました。




2021年12月5日日曜日

アサイーリバイバルプロジェクトが始動しました

還暦を迎えた直後に最愛の父が帰天し、しばらくブログを控えていました。

年の瀬が見えてまいりましたが、年末年始の挨拶は控えさせていただきます。


さて、フルッタフルッタでは5カ年計画としてアサイーリバイバルプロジェクトが発足し、10月よりスタートしました。

今後3年で黒字転換し、5年で過去最高売上を目指すというものです。

前回のアサイーブームは2012〜2014年、スーパーフードやハワイのアサイーボウルが起爆剤となってスポーツ選手やモデルさんたちが情報拡散してくれたこともあり、ファッションフードトレンドが起こりましたが、結果的に一過性ブームとなり、その反動で売上も大きく落ち込みました。

一方、ブームが落ち着いた後も購入を続けてくれた方々の背景を確認すると、「効果があるから続ける」という回答で「理由を調べてほしい」というリクエストが多く寄せられ、そんな声に背中を押される形でこのプロジェクトが始まりました。

20年間、アサイーの販売を続けてきたフルッタフルッタには、消費者の豊富な体験データが蓄積されています。今回は、その体感効果を集約し、アサイーの持つ機能のメカニズムを科学的に分析し、エビデンスを突き止めて、機能性食品としてアサイーの価値をリバイバルさせようという試みです。

寄せられた体感の中で最も多かったのが貧血改善。実際にヘモグロビン値が上昇するというデータも数多く存在したため、ここに焦点を当てようということになりました。

理由は2つあります。

一つは、貧血改善が目指す市場規模のポテンシャル。貧血の課題は、自分の体の変化に気づいていない人も含め、とても大きな需要があるということ。特に1.5兆円とも言われるフェムテック市場が対象になります。

もう一つは、アサイーの貧血改善のメカニズムが、造血ホルモンが増加することに起因しているという事実を自社の研究で解明できていること。

アサイーを摂取することで、体内で造血ホルモンを刺激し、赤血球そのものを造る機能があることが認められたのです。赤血球を増やすことは「造血」、つまり「血をつくる」ということを意味します。

日本にも、世界においても、造血の機能性を持つ食品はまだ存在しません。

ここに挑戦しようというのが、今回の私たちのリバイバルプロジェクトの軸となります。

掲げた目標を確実に達成するために、この分野に実績のある専門家チームとタッグを組むことも決めました。

20年間蓄積した「ソフトエビデンス」と、今後の臨床試験による「ハードエビデンス」をもとに、メディアやイベントを含む広範囲でプロモーション活動を実施して、アサイーの機能性を啓蒙していきます。

幸先よく、「anan」の12/8号のフェムテック特集内で「食べるフェムケア」として、アサイーを血をつくる初の食品として取り上げていただきました。

この他にも、新聞各社に当社のプロジェクトを取り上げていただいています。

https://www.frutafruta.com/news/

このプロジェクトの実施に際しては、株主様のご協力を得て資金調達を行い、夢を実現するまで不退転の決意で大きな先行投資を開始しました。300億のアサイー市場の創出に向けた、リバイバルプロジェクトの出港です。

当プロジェクトの詳細については、12月21日に開催されるオンラインセミナーで詳しく説明させていただきますので、ぜひ皆様にご参加いただけると幸甚です。

https://www.frutafruta.com/news/7343/

(予約制となります)


2021年7月6日火曜日

還暦を迎えました

本日、還暦を迎えました。

ここ数日は、父が還暦を迎えた頃を思い出し、ついに自分の順番がきたのかと不思議な気持ちで過ごす日々で、心では「まだまだ」と思う自分がいますが、孫もできた現実を見つめると、着実に年を重ねていることは否定しようがありません。

この日を迎えるにあたり、特別な準備もすることなく、自分なりの自然体でいよう思っていましたが、どこかで残された時間を意識するのか、ふと、これまでの人生でやり残したことはないかと振り返る気持ちが芽生えました。

アマゾンで森を作る農業・アグロフォレストリーを運営する開拓者たちと出会ったのが2000年。この出会いをきっかけに、自然と人が向き合い、持続的に発展できる未来の経済のあり方を確立させようと決意してから約20年、自分が信じる経済モデルを構築するために走り続けてきた人生に、やり残したという後悔はありません。

しかしその過程では、多くの代償を払ってきたことも事実です。親の期待に応える選択ができなかったこと、家族との大切な時間を犠牲にしてしまったこと、仕事の場面でも人と衝突し、分かりあえずに相手を傷つけることもありました。会社が前進するための改革では、試行錯誤の中で優秀な仲間を失ったりもしました。

今、還暦という節目を迎えるにあたり、そうしたたくさんの犠牲の上に、今の自分が存在しているということを改めて真摯に受け止めています。

私を支えてくれた家族、友人、そして現在、過去すべての社員の皆さん、本当にありがとう。また、多くの投資家、株主に恵まれなければ、絶対にここまで走ってはこれなかったことも痛感しています。

環境破壊が新型コロナウイルスを生み、経済は自然の逆襲の前に脆くも崩れ去りました。もはや、経済ファーストでは人類が発展できないことは明らかです。いまなお、自然とともに生きる、アマゾンで学んだ考えは間違っていなかったと思えます。

幸い、気力と体力はまだ40代?残された人生は、私に夢を懸けてくれた人々に報いるために、力をふりしぼります。

アグロフォレストリーによる自然資本主義の実現は、決して私一人で成し遂げられる目標ではありません。より多くの人に知っていただき、共に推進し、未来へつなげていくような循環サイクルを作るまでまだまだ走り続ける必要があります。

どうかこれからも皆さんのご指導、ご支援、ご鞭撻をよろしくお願いします。

2021年6月8日火曜日

アサイーエナジー15周年





アサイーエナジーが誕生15周年を迎えました。

思えば19年前、初のアサイーを運ぶ船が神戸港に到着した時、冷凍コンテナにぎっしり詰まった黒い塊を見て、これが売れなかったら一貫の終わり。。

膝がガタガタ震えたのを覚えています。

輸入元のアマゾン、トメアス農協の当時の理事長と交渉の末、「長澤さん、そこまで言うんだったらあんたに掛けるからやってみなさい。代金は売れてからでいい。日本に俺たちの商品を紹介してほしい。」

彼らは農業移民として神戸、横浜からブラジル、アマゾンに渡った日本人を親に持つ日系二世の生産者たちでした。帰国の夢が叶わなかった親兄弟の想いを商品に託していたのでしょう。

若造の私がどこまでやれるのか、試されたのかもしれません。

実際は、移民のアマゾン開拓という偉業と、アサイーの力がなければ、続かなかった話です。


その日から、未知のフルーツが日本市場で受け入れられるのか、挑戦の連続でした。

一番苦労したのは、聞いたこともないフルーツを口に運んでもらうハードルの高さでした。まして見た目が黒く、どろどろしているので怖い。果実の味もどちらかと言えば無味で食感は小豆のペーストのような感じ。どうやって提供するのが良いのか、頭を悩ませました。

そこで、誰でも知っている身近なものと組み合わせる方法がよいと考え、バナナを混ぜて甘みをつけたスムージーを作り、直営のジュースバーで売ってみました。アサイー、バナナ入ジュースなのですが、これが後のアサイーエナジーのレシピに繋がります。

あまり知られていませんが、アサイーとバナナの組み合わせは当時のブラジルでさえ存在せず、フルッタフルッタが独自開発したオリジナルの配合です。

最初は「新種の黒いバナナですか?」なんて質問されるお客さんも。確かに味はバナナジュースに似ているので飲みやすく、「美味しい!」と言ってもらえるようになりました。

当時のブラジルではサッカーやサーフィン、格闘技選手から強く支持されていたフルーツなので、日本でも中澤佑二さんや中井祐樹さんといったトップアスリートが火付け役となりましたが、その際もバナナはスポーツに欠かせないと抵抗なく受け入れられました。

こんな経緯からアサイーとバナナという関係が定番化して行き、遂に小売商品として化学合成品を一切使わないナチュラルなエナジージュースという意味を込めて、「アサイーエナジー」の名前が誕生しました。

自然の美味しさとエネルギーをみなぎらせたアサイーエナジーはこうして誕生し、15年間もアサイーの定番として愛され続けているのは嬉しいことです。

それを一番喜び、誇りに思ってくれているのは、敬愛するトメアスの人々だと思います。


毎年マイナーチェンジを繰り返し、現在でもバナナブレンドのアサイーエナジーとストレート系のアサイーベーシックの2商品がフルッタフルッタの看板商品です。

これからも長く愛され続けてほしいと願っています。







2021年5月16日日曜日

トロント大学での実証実験結果

5月14日、トロント大学で実施していた当社アサイー原料を使った細胞実験の結果を公表しました。

IR: https://ssl4.eir-parts.net/doc/2586/tdnet/1969050/00.pdf

広報: https://www.frutafruta.com/news/7149/

コロナ禍の制約もあり、予定より時間がかかりましたが、結果は想像以上に良いものでした。

驚かされたのは、この実験で比較に使用した薬品メーカーの試薬(MCC950)よりも、またオリエンチン単体よりも、自然のアサイー複合体のほうが高い炎症抑制効果が示されたのです。

前回のブログにも書きましたが、新型コロナウイルスによる肺炎などの炎症は、ウイルスによる可能性だけではなく、異物を感知する体内システム(NLRP3インフラソーム)の過剰反応にあり、この原因はまだ医学でも解明できていません。

最近、メディアでも頻繁に報道されているサイトカインストームがこれに当たります。

この状態に陥ると、体内の免疫細胞が暴走し、感染していない正常な細胞までも攻撃して炎症を起こし、いろんな病気が重症化することがわかっています。

このサイトカインストームにアサイーがどう働くのか?

今回の実験では、NLRP3インフラマソームが排出するサイトカインストームの原因物質の一つと言われる、1L-1βを70%削減させることがわかりました。非常に高い炎症抑制効果があることが実証されたわけです。

サイトカインストームはCOVID-19だけでなく、躁うつ病、リュウマチ、アルツハイマーなどの病気でも同様のメカニズムで炎症が引き起こされることが知られています。今回のトロント大学との研究結果は、これらの既知の病気だけではなく、未来の未知のウイルスとの戦いにも同様の効果を発揮してくれる可能性を示唆するものだと思います。

この結果を受け、多くの病で苦しむ人たちのために研究を継続していくことで合意しました。

トロント大学がこの分野でさらなる研究を続けるにあたり、当社のアサイー原料を採用いただけることは大変誇らしいことです。

まずは新型コロナウイルス患者の治療が最優先のため、臨床試験へのステップアップは時期を見ながら実施していくことになりますが、私たちは引き続き、上質で純度の高い原料の生産を変わらず続けながら、研究に必要なアサイー原料を惜しみなく提供していきたいと思います。

2021年2月2日火曜日

免疫システムと食品

新型コロナウイルスが重症化するメカニズムは、免疫細胞がウイルスと戦うために産生する炎症性サイトカインが「何らかの原因によって」暴走し、制御不能状態「サイトカインストーム」となり、自分の細胞を攻撃するということです。

最近の研究では「サイトカインストーム」が感染症だけでなく、さまざまな病気に関係していることがレポートされています。

人間の体を守るはずの免疫システムがおかしくなってきているのかも知れません。

にもかかわらず、対処療法ばかりに話題が集中して根本原因について議論が盛り上がらないことが不思議でもあり、心配です。

例えばワクチンはとても重要ですが対処療法です。抜本的な原因を見つけて治さなければ、次のウイルスにまたワクチンが必要になり、いたちごっこから脱却できません。

免疫システムが本来の機能と異なる働きをする要因として、私は人の毎日の生活、特に食品との関係があると思っています。

一言で言えば「自然と逆行した食生活のつけ」ではないかと。


ホリスティック・ドクターDr. Sten Ekbergが食品についてこう定義しています。

食品とは自然の栄養を届けるもの

このドクターいわく、人の体は免疫システムをはじめ、様々な機能が備えられているが、自然の栄養を摂取、分解して吸収してはじめてシステムを稼働するようにできている。

現代人は体内のシステムをよく理解せず、食品があたかも機能を与えてくれるものと勘違いするがあまり、食品から不必要な化学物質を取り込むことが常態化してしまっています。

加工品だけでなく、生鮮品や畜産品にも肥料や飼料の段階でホルモン剤や化学薬品、遺伝子組換原料の使用が広がっています。ドクターによれば自然界に存在しない化学成分は体内では異物や毒物として認識され、主に肝臓で処理されますが分解されずに蓄積することが多いそうです。


一方で、添加物の多くは企業の大量生産やコストダウン、機能性表示、賞味期限と言った経済目的で使用されるものです。

コロナ禍の各種対策で「経済か命か?」という選択フレーズをよく聞くようになりました。

食品も同じテーマを抱えていると言えます。

企業にとっては「生産性を取るのか 健康を取るのか?」 が迫られています。

フルッタフルッタは創業以来「栄養を壊さずに届ける」というミッションを持っています。

冷凍や冷蔵にこだわり、加工技術にこだわり、クリーンな配合にこだわってきたのは、自然の良質な栄養を「そのまま届ける」ことが使命だと思っているから。

添加物と健康の関係は必ずしも悪だと言い切れませんが、自然の栄養素なら安心です。

私たちの商品は、添加物を使う商品に比べて高価格、賞味期限が短くなり、温度管理が必要になるなど、扱いづらい一面もありますが、健康以上の価値には代えられないと思います。

人にクリーンな栄養を届けるGOOD FOODの供給メーカー、ブランドであり続けたい。

私たちは、同じ思いを持つ食品企業と協力し、食品の正しい姿を追求していきたいと思います。

食品とは自然の栄養を届けるもの。

これも「自然とともに生きる」という私たちの理念につながっています。



2020年12月9日水曜日

設立19周年と本社移転 〜アグロフォレストリービルディング

第3波のコロナ禍がピークを迎える中、フルッタフルッタは設立19周年を迎え、本社移転をしました。

本社移転の目的は、2021年に20周年を迎えるに当たり、新たな大飛躍への変革と、私たちのミッションを社内外に表現できる自分たちの拠点を作るためでした。




新型コロナウイルスという未曾有の驚異と否応なしに直面することで、経済のあり方、自然との向き合い方、人間の生き方を見つめ直すきっかけになった人も多いと思います。
SDGs、サステナブル、ESGなどの言葉を頻繁に聞くようになったのはその証しです。

自然資本主義という理念を掲げ、神戸で事業を立ち上げた2002年、当時は阪神淡路大震災の後という環境もあり、経済と自然の共存を真剣に考える社会の風潮はありませんでした。

その意味で、新型コロナウイルスは人類の敵ではありますが、人が生き方を反省し、原点回帰できる最後のチャンスなのかもしれません。

環境よりも経済を優先しようとする資本主義、信頼や尊厳よりもお金がベースの金融経済がはびこり、地球環境の破壊が未曾有のウイルスを生み出したと言ってもいいでしょう。

私達は「自然とともに生きる」「自然と人の絆」をベースの事業をブレることなく、荒波と戦い続けて19年、ようやく私達の時代の幕開けを肌で感じています。

アマゾンのアグロフォレストリーを彷彿とさせる、靖国神社の深い森の香りが届く距離に建つ、古い3階建ての小さなビルを一棟借りました。






自社ビルではありませんが、オーナー様より好きなビル名を決めてくださいとのお言葉。

そして、日本初のアグロフォレストリー ビルディングが誕生しました。



森を作るように本社ビルを多様性で表現し、自然資本主義の情報発信をしていきます。

19周年を迎えて、社員一同、心を一つにしたところです。

2020年11月9日月曜日

Congrats ! Mr. Joe Biden.

この1週間ほど、CNNの第46代大統領選挙番組に釘付けでした。 
こんなに没頭したことは過去に記憶ありません。。 

この4年間で分断が加速し、自国ファーストを露骨に打ち出したことで尊敬されるはずの国がそうでなくなり、経済優先で環境問題や人道的なことを置き去りにした結果、新型コロナウイルスでは世界最悪の感染状況を作り出してしまいました。
  
海外からも、世界のリーダーはどこへ行ってしまったかと嘆きの言葉が聞かれていましたね。 そんなやるせない思い、良心や反省が全米で湧き上がり、コロナ渦もあり郵便投票が功を奏し、7400万票というとてつもない力を生み出しました。まさに民意の爆発です。 

 最終決定ではないものの、バイデン候補の新大統領就任は動かないものと確信します。
 結局、アメリカ国民は新大統領に何を求めたのか? 

 1.尊敬できる人 
 2.団結
 3.新型コロナウイルス対策
 4.人種、ジェンダー差別の解消
 5.気候変動への取り組み 

 だったように思います。 

アメリカファースト、分断OKという社会を米国民は否定したのです。 
これこそがアメリカだと感じました。

 自国優先主義を実現させたのも、それを修正したのもすべてアメリカの民意です。
 まずは信じたことをやってみる(やらせてみる)、間違えれば修復する。
 その民意の原泉が良心であり、アメリカの本当の強さだと思います。

 バイデン氏が言うpurposeという言葉にはそんな良心への覚悟を感じます。 私はその一端を機関投資家を通して常に体感しています。 社会のために、改革しようとする事業やそれに取り組む努力に支援する原点はこうした良心ではないかと。
 
マネーファーストだけでは決してない、奥の深さを感じています。
アメリカの良心のように、日本にも誇れる道徳心があります。
企業がこれを忘れず、社会の改革に役立つために頑張れと背中を押してくれた、私にとってのアメリカ、そして大統領選挙でした。

2020年8月27日木曜日

アグロフォレストリー認証スタート

 

フルッタフルッタにとって、積年の願いは「アグロフォレストリー第三者認証」でした。

この度、それがついにブラジル政府の産地認証制度(IG)によって実現しました。


アグロフォレストリー農法で作った生産物であることを証明する認証制度を作ろうと、私達が活動を始めたのは約10年前。JICAにその費用負担を打診し、東京農工大学とACTA(トメアスー文化協会)が事業者として申請してから実に長い月日が経ちました。

この度、ブラジル政府によってついに認可され、持続可能な農業の発展拡大への大きな一歩を踏み出しました。

ブラジルのパラー州政府もこの成果を大きく報道し、メディアも多数取り上げています。

https://cacaudetomeacu.org.br/artigo/embarque-do-1-lote-de-cacau-com-selo-de-indicacao-geografica-de-tome-acu

記念すべき出荷第一号は日本向けのカカオ豆で、当社より明治さんに納入する荷物です。

(初出荷を祝うトメアスー市長とCAMTA/ACTAの面々)

この原料で、明治さんは「チョコレートを販売しながら森を蘇らせる」という企業姿勢を見せています。

まさにSDGsの実践企業ですね!

日本向け出荷量は増えており、これに限らず、世界中でサステナブル商品の需要が高まる中、アグロフォレストリー認証カカオが広がることが私達の願いです。

今後はカカオ豆だけでなく、アサイー、アセロラ、マンゴーやクプアスーが様々な商品に原料として使用してもらえるよう働きかけ、世界のメーカーが明治さん同様、サステナブルな商品を供給できる環境を作ることが私達の仕事です。

「誰もが口にする食品で、世の中を変えていく」

長い道のりですが、それが私達の目指す自然資本主義の社会です。

2020年7月22日水曜日

“反論”

先日取材を受けたダイアモンド社の特集が発売されました。

記者の方には、事前に企画名を聞いてもはぐらかされましたので、良い方向での取材ではないことは想像できたのですが、なおさら自分の言葉で正しい情報をご説明したいと思い、取材を受けることにしました。

結果はランキングの発表に伴う(社長の)「大反論!」という企画。特集についてはもちろん、ランキングについても説明を受けていませんでしたので、私としては“反論”できるはずがありません。

同様の取材方法でほかの企業へもインタビューを行ったのだと思いますが、掲載された回答には「言い訳」というキャプションが付いていて、気をもみながらも真摯に答えた経営者の方々の姿勢と比較すると礼を欠くように思います。

“反論”するわけではありませんが、思うことがありましたので一言述べさせていただくと、企業は生き物同様、良い時も悪い時もあり、困難時には必死で再生の努力をします。

あらゆる手法を駆使して運転資金を確保し、従業員を守り、厳しい決断を敢行しながらも金融機関、株主や投資家、事業者らみなさまの支援によって危機を乗り越えてゆくものです。老舗の大企業でも存続を危ぶまれるほどの危機を複数回経験している例は珍しくありません。

この特集内容が自身の生活・仕事において参考になる、と考える読者層がどれだけいるのかわかりませんが、再生を目指して努力を重ねる企業にとっては悪影響にしかならず、さらに厳しい状況へ追い込まれる場合もあり得ます。

ましてや今はコロナ渦で過去にないほどの多くの企業が悲鳴を上げており、1社でも多くの救済が求められる状況です。世界規模で起こっている未曾有の経済不況のなかで、再生の道標となる光を見出し、活性化するような情報を提示できるのがメディアの力だと思うのですが、その力を応援視点ではなく追い込み視点で総力を挙げていることにおいては、実に残念に思います。

同誌のランキングで用いているのはZスコアですが、これを導き出すデータが全て正しく企業の経営状況を示しているとは必ずしも言えません。消費者のみなさんには、こうした経済指数で導き出される情報を「一つのセオリー」として受け取りながら、ほかの指標を交えて複合的に自分が信頼できる情報を導き出す姿勢を期待したいと思います。

私たちが目指す自然資本主義を実現するためには、非効率かもしれないと思いながらも遠回りする道を選択せざるを得ないことが多々あります。人間が考える効率的な成長戦略を、自然の摂理に当てはめるのは不可能です。ほかの企業戦略にも、個々の目指す主義があり、時には回り道を選択して苦悩する局面があるはずです。そうした場面を点として切り取るだけではなく、線として成長するように、企業と消費者がともに築き上げる経済サイクルが循環することを願ってやみません。

2020年7月15日水曜日

学生たちからのメッセージ

7月14日、関西大学商学部の学生を対象にオンライン講義をさせていただきました。



同大学の長谷川教授とは長いお付き合いで、2009年から10年以上講義をする機会をいただいていますが、オンラインでの実施は今回が初めて。毎回多くの学生が参加してくれ、アグロフォレストリーとフルッタフルッタの経済活動について関心を持ってくれるのはうれしいことです。過去に参加してくれた学生のなかには、実際にアマゾンへ渡り、アグロフォレストリーを実体験してくれる熱心な学生も十数人ほどいました。

いま耳を傾けてくれている彼らは、Z世代と言われるジェネレーション。現在の経済社会をを生きる彼らの感性は、「自然とともに生きる」自然資本主義の考え方を理解し、経済のあり方を変える「改革者」になる。私は毎回、このように信じて話をしています。

今年はコロナ渦の状況で、リモートで一人ひとりの目を見て話すといったことができないため、ちゃんと話が伝わるだろうかと心配でしたが、結果は真逆で、今この時期だからこそ、多くの学生が当事者意識をもって熱心に耳を傾けてくれたようです。

「新型コロナの感染拡大と地球温暖化は無縁じゃない。自然のメカニズムに逆らった結果だと思う」

冒頭からこう切り出した私の言葉に、若い世代の人たちも同じ感覚を持ってくれているのか、共鳴してくれているようでした。講義を終えて、学生からいただいたうれしいコメントを大学に許可いただき、抜粋して紹介させていただきます。


「この講義を聞いて、何も深く考えずに買い物をするのをやめて、しっかり環境に配慮されているものを中心に購入するべきだと考えが変わりました」

「環境と共存しながら経済活動を進めていくリアルな方法を知り、消費者としても意識を変えていこうと思いました」

「単一栽培で荒廃した土地を経済活動をすることで回復させる。人と自然が共存することがアグロフォレストリーの成功にとって大切なことだと学びました」

「アグロフォレストリーは、経済活動が動くことにより自然が回復し、農業と経済活動が共存していくというのがとても重要。これから私たちが目指すものであると感じました」

「結局自然には勝てないとおっしゃっていた言葉が強く印象に残りました。こんな時代だからこそ、自然から学べることはまだまだたくさんあるような気がしました」

「元来資本主義経済は多様性を嫌っている。これは多様性は非効率的でありその現状を変えていく必要があると思いました」

「経済活動が継続的に行われていることで自然が回復している、という言葉が1番心に残りました」

「経済活動が進むことで70%のバイオマスが回復したとあり、経済と環境が共存できる取り組みを行っていることが純粋にかっこいい。健康にも満点なアサイーを消費することで自分も自然との共存に貢献したいです」

「マーケットの消費者である私たちは様々なメディアを通して流行に影響され購入しています。持続可能な社会のためにスーパーフードを一種の流行の珍しいモノと捉えるのではなく、志向を変え継続して購入することが望ましいと感じました」

「自分たちの利益だけでなく、世の中のためになるような企業があることに驚きました」

「自分も環境のためにビジネスで貢献したいです」


みなさんは、一人ひとりが未来を切り開く主人公です。
みなさんが自然と共生して健やかに暮らすために、私たちは正しい道を作らねばなりません。

2020年6月28日日曜日

第18期株主総会を終えて

6月24日株主総会を開催しました。

新型コロナウイルス対策として通常とは異なる形となり、色々とご不便をおかけしましたがご来場の株主の皆様、誠にありがとうございました。

また、全ての株主様がご覧いただけるよう下記の音声動画も配信させていただきました。

長い間ご心配をおかけしましたが、債務超過を解消したことにより、ドン底から立ち直ったことをご報告できたことが何よりうれしい時間でした。

くしくも当日の朝、エボファンドによる第7回新株予約権の全行使の報告がありました。
約束を守る投資家の証明であり、GIFTでもあります。

財務的に戦える環境が整った今期、早期黒字化に向けて、まずは営業収支を黒字化すると宣言しました。

コロナの影響もあり、アサイーの造血機能や免疫改善、また海外ではウイルスに対する抗炎症の臨床研究が進んでいることもあり、商品の引き合いが強くなってきました。

ここまで原料過多に泣かされた5年間でしたが、これからは反転し、この原料こそが未来の宝なるに違いないと信じています。

また、業績の改善に伴い、株主様の数が大幅に増加しており、深く感謝するとともに、皆様の期待を裏切らぬよう気持ちを引き締めているところです。

私からのお願いです。

株主の皆様にはまずはアサイーをご購入いただき、当社の品質や商品に込められた会社の想いを直に感じていただきたいと思います。

「森を作る農業」で熱帯雨林と経済を両立させながら、「本物の栄養」を届けることで皆様の健康に貢献する当社の姿勢はすべての商品に生かされています。

コロナと共存する時代とは、SDGsの時代でもあります。

本当に必要なもの、嘘のない商品が見定められる時代ではないでしょうか?

「自然とともに生きる」ここからのフルッタフルッタにご期待ください。






2020年6月17日水曜日

エボリューションとのパートナーシップ

コロナによる経済ダメージにより、多くの企業が直面する最大の問題は資金繰りです。

そんな厳しい環境の中で、当社が乗り切れているのは、ひとえに金融パートナーのサポートと最良の投資パートナーが支えてくれているからに他なりません。

すでにリリースで告知してきましたとおり、2020年3月期は第7回〜9回、合計3回の資本政策を実施してまいりましたが、多額の債務超過を解消させ、さらには運転資金を確保することが大命題でした。

結果、目的を達成し、コロナ騒動の中でも予約権行使は計画通り実施され、予定の運転資金を確保することができています。

特に経済が打撃を受けているこのような時期に、とてもありがたいことです。

また、TOB規制を遵守するため、行使後はシェアが20%を超えないように売却する配慮も抜かりなく実行して頂いているように伺えます。

全ては当社の事業を信頼し、支配ではなく、事業を金融面で支えるというエボリューション代表の当社に対する信念に基づくものです。

自然と経済を融合させた「新しい経済の必要性」は国連のSDGs提唱から年を追うごとに増しており、コロナのパンデミックで一気に現実感が増し、加速されると推測します。

エボリューションはそうした社会の動きと当社の事業を見抜いた投資家なのです。

アグロフォレストリーを開発したCAMTAと投資家のエボリューションとの深い信頼パートナーシップがあって当社の事業が成り立ち、飛躍が始まるです。

今一度感謝したく思います。

2020年5月11日月曜日

ウイルスと共に生きる

世界で400万人に感染が広がったCOVID-19、新型コロナウイルス。

環境学者の石浩之さんによると、ウイルスは40億年も前から地球上に存在していて、人類20万年の歴史と比較するとずっと先輩であり生存力が強いと言えます。

またコロナウイルスは紀元前8,000年頃から存在し、60年前には風邪のようなウイルスとして見られていたそうですが、その後変異、進化を続け、まさかこのようなパンデミックを引き起こす存在になるとは誰も想像できなかったことでしょう。

原因は諸説ありますが、野生動物を宿主とするウイルスが自然破壊により人と接近した結果、食肉や昆虫を通して人に伝染するようになった説を私は支持しています。

そして、便利な都市部への人口集中が感染クラスターを数多く引き起こす要因となり、
経済に欠かせないグローバル化が皮肉にもパンデミックを加速させました。

日本は典型的な大都市集中型の超高齢化社会なので、ウイルスにとっては子孫を増やすには格好の環境かもしれません。

一方で、感染症に対する国家戦略や対策はお粗末であったと言わざるを得ません。
医療システムや衛生レベルは世界最高水準なのに残念なことです。

前述の石氏によれば、感染症の戦略本部とも言える国立感染研究所は米国のCDCに比較して人数で1/30(300名)、予算で1/10(80億)と驚くべき低い予算しか割当されておらず、それも10年間コストカットの対象であったようです。

政府は経済対策として比較的短期の市場経済に傾倒するあまり、国民の命を守るための
中長期の感染戦略の投資に対してバランス感覚を欠いたということです。

アフターコロナの経済V字回復に向けて、オリンピックはじめ多くのインバウンド誘致に力を入れると表明しているものの、感染対策を完備していない国がどのようにして海外から人々を受け入れるのか、よく考えなければなりません。

これからの時代を、私達はどう生きていけばよいのでしょうか?

今回のパンデミックが終息したとしても、今後も新たなウイルスが発生し、対峙しなければならないということはこれまでの歴史から学んだことです。

人が中心の社会でなく、ウイルスと共存し、自然と共存する意識が大切だと思います。
そのためには自然のメカニズムに従わなければなりません。

経済活動もしかり。人が中心の市場経済はウイルスの前でほぼ無力なのです。
自然科学に基づいた新しい経済の形が求められていると痛感します。

自然と経済、相矛盾する2つを融合させた新しい経済の形。
私たちはそれを「自然資本主義」と称して模索、挑戦、実践を続けています。

人は、対処療法としての薬だけではなく本来の免疫力を取り戻すことも必要です。
自然が人に与えた「チカラ」を今まで以上によみがえらせればよいのです。

何が人の「チカラ」を弱らせているかといえば

―睡眠不足
―過度なストレス
―偏った食生活
―不要な添加物の摂取
―運動不足
―環境破壊

「自然に反する」ことばかりですね。
人も自然の中で生かされている以上、自然に逆らう生き方は続かないのです。

これからの働き方は、都市を避けてオフィスを都市近郊に分散させるほうが良いでしょう。テレワークを適度に取り入れれば、過密通勤によるストレスも減り、時間も節約でき、環境負荷も減らせるはずです。

STAY HOMEのお陰で空気が澄み、空が青くなった気がします。
花粉症の薬を減らせたのは排ガスが減ったからだと感じたのは私だけでしょうか?

私たちの企業理念「自然とともに生きる」がこれまで以上に求められていると感じます。
これは「ウイルスとともに生きる」と言い換えることもできます。

自然の摂理に沿って栽培し、自然の創る恵み、栄養素を壊さず、汚さずに食品として届けることが、人々の「チカラ」をよみがえらせる一助となると信じて。